日本ホテルスクールは、2023年6月11日（日）に入学検討者を対象としたオープンキャンパスにおいて、2024年4月より開設予定の昼間部SNSコミュニケーション科の体験授業を行った。



体験授業では、「なぜ、ホテル・ブライダルの学校がSNSコミュニケーション科を設置するのか」、「ホテルやブライダル企業において“SNS”をどのように利用しているのか」、「ホテル・ブライダルを舞台に活躍するうえで、なぜ“SNS”が必要なのか」を理解し、「学校の魅力をあなたの力で世の中に知ってもらおう」をテーマとしたプログラムを実施した。



授業では、ホテル・ブライダル業界において、SNSは重要な広報ツールであり、「魅力そのものを伝えるスキル」が求められている背景を伝え、いくつかのホテルのInstagramアカウントを紹介。魅力を伝えるうえで必要な撮影スキルとして、スマートフォンを使った撮影の仕方（テクニック）や注意点なども共有し、参加した高校生も自身のスマートフォンを使いながら試していた。



そして、オープンキャンパスの会場でもある専門学校日本ホテルスクールの校舎を舞台に、学校の魅力を伝えるための写真の撮影に挑戦。日本ホテルスクールの校舎は、本物の環境で学ぶことを目的に、ホテルに足を踏み入れたかのような造りになっている。学校の校舎をホテルと捉え、施設の魅力となる場所を探し、参加者が特長ある場所を撮影した。



撮影に際しては、企業やブランドのSNSの戦略立案から、企画、運営、クリエイティブ制作、データ分析などトータルでマーケティング支援を行う株式会社NAVICUSの富田氏、角畑氏の協力もあり、参加した高校生に撮影や撮影に相応しい場所のポイントなどのアドバイスをしてくれた。各々が撮影した後、参加者同士で、撮影した写真と選んだ理由などをシェアした。



多くの高校生にとって馴染のあるSNS。体験授業を通して、普段友達同士で共有し、友達が見ているInstagramをホテルやブライダル企業の担当者として、今まで見ていない人に見てもらう必要があるという普段と異なる性質を体感するとともに、広告として“見せる”だけではなく、魅力を伝えるために“魅せる”ことの必要性も理解することができた。



SNSプロモーションが重視される時代で、ホテルの広報や宣伝を担当するスタッフに留まらず、ホテリエには新たなコミュニケーション力が必要とされている。ホテルやブライダル業界は、そのような今の時代に求められるスキルを身につけた人を求めている。SNSコミュニケーション科では、これからの時代に求められる「表現して伝える力」をもった次世代のホテリエを育成する。



■詳細リンク先(https://www.jhs.ac.jp/news/2023/06/post-35501/)