在校生・修了生インタビュー
人間総合科学大学
人間科学部
心身健康科学科(通信教育課程)
- 心理・人間
- 埼玉県
- 通信制
- 教養を身につけ自分らしく生きるため
- 「こころ」と「からだ」への理解を深めることで、新たなステージが見えてきました
岡戸 春菜さん(23歳)
中学校の頃から心身の疾患を患い、通信制の高校に進学。高校卒業後、2018年に人間総合科学大学人間科学部心身健康科学科に入学。書店でのアルバイトを続けながら学び、2022年に同学を卒業。
入学した動機は?
心身の不調もあり、高校生の頃には進学を予定していない状況でした。ですが、自分がなぜそのような状態なのかということを知りたいという思いが強まり、大学進学を検討しました。心理学や医学のみに絞った学部には少々違和感がありましたが、「こころ」「からだ」「文化」という視点から人間を総合的に学ぶ本学を知り、自分に必要な学びはこれだと感じて入学を決意。通信制の大学であれば、心身のコンディションに合わせてマイペースで学べると思ったことも、本学に決めた理由の一つです。
将来の目標
入学後、心と身体に関する知見を幅広く学び、多くの事例について知るようになって、自分の悩みを客観的に見られるようになるとともに、過去の体験を肯定的に考えられるようになりました。まだ思案中ですが、将来は自分と同様の問題で悩んでいる人たちに対して、自身の体験を伝えられるような、交流の場をつくりたいと考えています。大学卒業後も、本学で得た体系的な知識を基盤にして勉強を続けており、そうした知識も今後の生活や新たな目標を実現するために役立てていくつもりです。
私のオススメ科目
人間関係論
人間関係についての理解を、臨床心理学、特に交流分析的視点から深める科目です。この科目でユング心理学を知り、心理学領域に関する興味がいっそう高まり、より積極的に学修するようになりました。
心身健康科学論
心身の相関を理解するうえで、とても重要な科目でした。「こころ」「からだ」「文化」の総合的な視点から、“人間とは何か?”ということを見つめ、健康に関して考える基礎を学ぶことができました。
交流分析
交流分析(TA)の主要理論を学修する科目です。この科目を通して初めてTAを知りました。本科目を学ぶことで、周囲の人の心に起こっていることや感情などについて、より深く考えられるようになりました。
お金のやりくり法
学費は両親にサポートしてもらいました。様々なことで自分を支えてくれた両親には、とても感謝しています。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 入学当初には、心身の状態がいまより思わしくない状態だったため、午前中は身体を休めて午後から勉強をしました。この日はインターネット授業で学修。その後、予習・復習も含めて5時間ほど机に向かいました。 |
---|---|
火曜日 | 当時から週に2回、書店でアルバイトをしています。帰宅後にテキストを読んで復習。人間総合科学大学では、主要科目のほとんどをオリジナルテキストで学びますが、図や写真が多くわかりやすい内容になっています。 |
水曜日 | 家で5時間ほど学修しました。疑問が生じたため、学生用のポータルサイトを通して教員に質問。学修上の質問などには、迅速に対応していただけます。とても丁寧に答えていただけるので、心強く思っていました。 |
木曜日 | この日もアルバイトに行きました。帰宅後、目指している認定心理士資格に関する質問をメールで送信。親切な返事をいただきました。同資格の取得に必要となる所定の単位を、在学時に修得することができました。 |
金曜日 | スクーリングの授業を受講。私が受講している間はコロナ禍だったため、オンラインで受講しました。年齢も職種も様々な方と、少人数で行うディスカッションはとても刺激的。視野が大きく広がりました。 |
土・日曜日 | 心身の不調が続いた時期に自分を理解し、支えてくれた家族には、本当に感謝しています。週末は家族と一緒に過ごす時間をなるべく多くとって、自分の気持ちが伝わるように努めています。 |
問合せ先 | 048-749-6111ホームページはこちら |
---|