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在校生・修了生インタビュー
情報セキュリティ大学院大学
情報セキュリティ研究科

  • 情報・IT系
  • 神奈川県
  • 大学院
専門性を高めるため
マネジメントの視点から情報セキュリティの提案ができるようになりたいと考えました!

奥山 順子さん(50代)

大学卒業後、外資系IT企業やIT系ベンチャー企業において情報セキュリティ推進などの業務に従事。2020年、情報セキュリティをマネジメントの視点から追求するため本研究科に入学。2022年、修了。

この大学院で学ぼうと決めた理由は?

大手IT企業から中堅ベンチャー企業に転職したのですが、情報セキュリティに関する課題が散見される状況に直面しました。企業が成長していくために情報セキュリティは必須であり、今、目の前にある課題を一つずつ確実に解決していくには、これまでの経験や常識に捕らわれず、自分自身が知識・スキルの再構築を図らなければならないと考えるようになりました。そんな時に技術面ばかりでなくマネジメントの側面からもリスクの低減・回避について深く学べる本研究科を知り入学することにしました。

入学して良かったと感じることは?

長年の実務経験を通してさまざまな知識を培ってきたつもりですが、各分野で活躍される著名な先生方から世界を視野に入れた情報戦略や最新の技術動向などをお伺いしたことで情報セキュリティをこれまで以上に広い視野で考えられるようになりました。また、業界、業種を超えた仲間たちとの意見交換により自分が直面する課題を捉え直すことができ、さらに、エビデンス、ファクトに基づいて考察する研究プロセスを通して、課題解決のための思考法もワンランク向上したのではないかと感じています。

私のオススメ科目

情報セキュリティ心理学

セキュリティ・リスクを前にして、人がどんな心理メカニズムで行動するのかを体系的に学べる科目。不適切な判断をしてしまう心の動きを知ることはリスク・マネジメントを円滑に進める上でとても有益だと感じました。

組織行動と情報セキュリティ

個人の集合体としての「組織」が行う意思決定の危うい側面を情報セキュリティとの関連の中で考えることができた科目です。企業の不祥事などでも垣間見える個人と組織行動との関係を捉える視点が養えたと思います。

特設実習(セキュリティ実践 I・II )

夏季休暇期間に実施される4日間の集中授業。私は疑似環境の中でサイバー攻撃を検知する実習と、インシデント対応教育に関する2分野を受講しましたが、どちらもセキュリティ推進に役立つ実践的な内容でした。

お金のやりくり法

基本的には貯蓄から捻出しました。特別なやりくりをしたという意識はありませんが、会社に手作り弁当を持っていくようになったことが多少の倹約になったかもしれません(笑)。

ある一週間のスケジュール

月・金曜日終日勤務。他の曜日に授業を入れていたため、月曜・金曜は残業もして、できるだけ業務を進めるように集中していました。※これは1年次前期のスケジュールの一例です。
火曜日仕事を早めに終わらせリスク・マネジメントのゼミに参加。1年次は修士論文に向けて自分の興味の対象や方向性を模索する段階で、教授や先輩方の意見を聞きながら少しずつ構想を膨らませていきました。
水・木曜日この日も仕事を早めに終わらせ、18:20~21:30の授業に出席。授業後、帰宅すると23:00を過ぎるため、急いで取り組まなければならない課題が出されていなければ、すぐに就寝していました。
土曜日終日授業。9:00~17:50の間に3科目受講。演習科目が行われる時は13:00~17:50までPCの前に陣取り、サイバー攻撃を検知するためのツールや手法について自分の手を動かしながら実践的に学びます。
日曜日完全OFF。掃除や洗濯、食材のストックを作るなど、勉強のことは考えず家事に専念する日です。
問合せ先045-311-7784(事務局)ホームページはこちら
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