科目一覧
北海道情報大学
通信教育部 経営情報学部
教職課程
教職課程に関する科目
ここに紹介するのは、高校教諭1種免許状「情報」「商業」「数学」取得のための主要科目。
「情報」免許に関する科目
情報倫理
身近なパソコンやインターネットを主としたIT(情報技術)の進展によって、我々は今までに経験をしたことのない新しい社会の中で生活をするようになっています。このような社会で他人と対立することなく、秩序ある生活を送るための考え方をこの科目で学ぶ。
コンピュータシステム I
現代社会において我々の暮らしに必要不可欠な存在となったコンピュータについて、そのハードウェアとソフトウェアの基本的な知識を学習する。
プログラミング基礎
広い領域で多くのプログラマに使用されている代表的なプログラミング言語であるC言語を題材として、プログラミング初心者に向けた基礎学習を行う。
システム開発基礎 I
さまざまな情報検索システムで利用され、情報社会における基盤技術の一つになっているデータベースを、世界で最も普及しているデータベース言語であるSQLを通じてデータベースの構造や仕組み、管理・設計するために必要な基礎知識を学ぶ。
情報システムの設計
オブジェクト指向開発の方法論の1つである統一プロセスを参考にしながら、要件定義から設計までの各アクティビティを学習するほか、統一モデリング言語UMLによる作図、オブジェクト指向技術理解のためのJavaプログラミングなどを演習によって学習する。
コンピュータネットワーク
通信ネットワークの基礎を学んだ上でコンピュータネットワークの機能を階層的に整理し、伝送路に近い階層からアプリケーションの階層に向けての機能とプロトコルを学習する。また、インターネットアプリケーションや情報セキュリティ技術の基本についても学習していく。
ディジタル画像概論
コンピュータによる図形処理と画像処理について、基礎的な理論とアルゴリズムを学習する。また、マルチメディア表現としての図形や画像・動画像の特質について学び、Webブラウザ上において図形・画像が適切に処理・表現できるようになるための学習をしていく。
情報職業論
コンピュータの出現により始まった情報産業の現状及び将来、情報産業におけるさまざまな職種の職務内容と資格、医療情報技師の資格、著作権及びマルウェアやインターネットサーバへの不正侵入等の情報モラル、これらをとおしての職業倫理を含む職業観と勤労観を学習する。
「商業」免許に関する科目
管理会計論
管理会計研究の理論や分析手法を学び、「企業のビジョンを実現し、利益を出すための仕組み」、「組織を取りまとめるための仕組み」、「実際に企業が発案してきた仕組み」を学習する。
e-ビジネス総論
e-ビジネスの原点とも言えるインターネットを利活用したビジネスに焦点を当て、「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」や「デジタルビジネス」などを含んだもっと広い社会的な意味も含めた概念について学習する。
サプライチェーンマネジメント
企業が供給業者あるいは販売業者などと協調しながら柔軟に効率的に商品を供給する仕組みや、小売業が顧客との接点から様々な情報を収集、管理し、顧客ニーズにきめ細かく対応するための仕組みを情報通信技術の利用によって実現するサプライチェーンマネジメントについて学習する。
マーケティング論
マーケティングの基礎理論を習得するとともに、現実のビジネスシーンにおける自社のプロダクトを継続的に反復的に購買してもらうための組織的な取り組みについて学習する。
流通の仕組み
流通チャネル、流通機能、流通業者、流通環境に関して、これまでに構築されてきた基礎理論を習得することとあわせてDXによってもたらされたリテール4.0の世界を学習する。
ベンチャービジネス論
アイデアを具現化するイノベーションの概念、ビジネスモデルの構築、ベンチャービジネスの資金調達、ベンチャービジネスを成功に導いてくれる競争戦略の最新理論に関する理論を学習する。
経営情報システム
企業経営で利用される情報システム(MIS)の重要性を踏まえた上で、情報処理に関する基礎概念を学んだのち、経営学的な観点からMISの理論的フレームワークについて学習する。
英語III(中級英語読解)
アメリカが生んだ魅力的な人物やビジネス、そして文化や地域にスポットを英語で学んでいく。
商法
企業に関する法制度(広義の商法と総称する)には様々なものがあるが、その中でも最も基本的な法律である会社法を中心に説明しつつ、生活に関りの深い取引や、報道などでよく見聞きする企業の法律問題等を理解する法律学的素養を学習する。
職業指導
職業指導・キャリア教育を学ぶ者や、仕事や将来について考えたい者、学校において進路指導に携わる者として必要な職業指導・進路指導・キャリア教育の基礎的理論を学び、職業をめぐる諸問題や教育の現状・課題・展望等について具体的によく考え調べる能力を身に付ける方法を学習する。
「数学」免許に関する科目
行列と連立1次方程式
連立1次方程式を一般的に解く事を応用として、線形代数の基本的な概念である行列と行列式について学習する。
代数学
AbelとGaloisにより5次以上の代数方程式の解の公式がないという結果が得られた一方、Gaussにより代数方程式は複素数の中に必ず解が存在するという事、さらに2変数の1次不定方程式と公開鍵暗号の基礎となったRSA暗号の基礎について理解し、実際の方程式などを解くことを学習する。
ベクトル空間と線形写像
ベクトル空間と線形写像という現代的な概念を学習し、その応用例として連立1次方程式・座標変換や図形の変形などの幾何学的変換を、ベクトル空間と線形写像の立場で表現し直し理解できるよう学習する。
複素数
初等的な複素数の取扱いから始まって、初等幾何をガウス平面で考察し、複素数のn乗根を検討し幾何学的問題への応用を試み、ある領域を他の標準的な領域(円板、半平面)へ等角写像する一次分数変換について学習する。
一変数の微分法
微分の定義を理解し合成関数の微分法なども含む具体的な関数の微分の計算と、その上で級数展開を含む様々な定理を理解し応用できるように学習する。
一変数の積分法
積分の計算は、被積分関数の原始関数の差で表現できることを学び、積分(広義積分を含む)の定義を説明でき、さらに様々な手法で実際の積分を計算できるよう学習する。
三角関数・指数関数・対数関数
講義名である三角関数・指数関数・対数関数の知識は、解析学、確率論・統計学、複素数での講義や、情報関係の様々な分野で基礎的な知識として取り扱われるため、これらの関数について知識を見直す学習をしていく。
確率論
確率変数と確率分布から始めて、多次元確率分布、二項分布と正規分布、モーメント母関数について学習する。
統計概論
連続型確率変数・連続型分布関数を導入し、統計推定及び検定について理解・適用することを目的とした学習をする。
データ解析入門
データの解析例を通して、解析の具体的イメージを持ち、抽象化されたモデル表現との対応を理解し、プログラムにより実際に解析するプロセスする流れの理解を学習していく。
問合せ先 | 011-385-4004(通信教育部)ホームページはこちら |
---|