姫路大学教育学部こども未来学科 通信教育課程
授業科目一覧(一部)
正科生の課程には大学卒業を目的とするコースと、幼稚園教諭・小学校教諭・養護教諭の教員免許課程や保育士の養成課程がある。また、これとは別に図書館司書、学校図書館司書教諭、学芸員の養成課程がある。カリキュラムは共通教育科目と専門科目に分かれており、目的や希望に合わせて科目を履修することができる。
共通教育科目
こども学概論
こどもについて社会はどう取り組むべきかを考える。特別支援教育系の障害を持つこどもについて概説し、知能論から見た学習適応について考察する。
臨床こども学
教育環境内において適応障害に至る症候群と、無事にそこを通過していくこどもの違いについて考察。臨床例を用いてその差の明確化に挑戦する。
共通専門科目
地域ボランティア
学童施設などにおいて、ボランティア奉仕活動を実施する。実社会の中でどのように人間関係を作り上げていけば良いのかを体験的に学ぶ。
幼小専門科目
特別支援論、特別支援演習
知的障がい、視聴覚障がい、発達障がい、学習障がいなどを取り上げ、その支援について学ぶ。さらに症例別の支援方法について考え、個別ニーズに応じた支援ができる力の育成をめざす。
養護専門科目
学校保健
学校という教育の場におけるすべての保健活動について学ぶ。児童生徒はもとより、教職員を対象とした健康上の配慮と健康に関する教育を包括する。児童・生徒の健康とその確保に関する理論を探究するとともに、それを実際に保持増進させるための実践・方法を学校保健安全法及び保健教育面についての学習指導要領を中心に検討考察する。
養成課程科目
図書館概論
図書館の機能や社会における意義や役割について理解を図り、図書館の歴史と現状、館種別図書館と利用者ニーズ、図書館職員の役割と資格、類縁機関との関係、今後の課題と展望等の基本を学ぶ。
学習指導と学校図書館
学校教育を支える学校図書館のあり方とその活用法や、児童生徒の情報活用能力育成のための指導の基本と実際、学習支援と司書教諭の役割について学ぶ。
博物館概論
博物館とは何か。博物館は何を目的として存在し、どんな種類のものがあるのか。博物館の社会における役割を知るとともに、その歴史を理解し、現状と課題を把握する。
問合せ先 | 079-247-7393(通信教育事務部)ホームページはこちら |
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