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在校生・修了生インタビュー
文化ファッション大学院大学
ファッションビジネス研究科

  • MBA
  • 東京都
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新しい可能性を見つけるため
ファッションを仕事にする。その夢を叶えるために、大学院への入学を決意しました。

キョ イリンさん(35歳)

台湾の東海大學政治学部卒。来日後、政治からファッションの道に方向転換。2012年に文化ファッション大学院大学入学。2014年修了。現在は日系の大手アパレル関連企業で海外事業担当を務める。

大学院入学の理由

きっかけは、「日本にはアパレルというキャリアがある」と知ったこと。当時の台湾にはファッションを仕事にするという概念がなく、マーチャンダイザーやバイヤー、プレスなど様々な職種があることを知って方向転換することを決意しました。同大学院を選択したのは、約100年にわたり日本のファッション教育を牽引してきた学校法人文化学園の実績とノウハウを集結して設立された大学院だったから。台湾でも名前が知られていたこと、数多くの卒業生が業界で活躍していたことも後押しになりました。

大学院での学びの魅力

修了後に改めて思うのは「同大学院のプログラムは非常に実践的だ」ということ。特に記憶に残っているのは1年次の演習で、3つのコースの学生がそれぞれの専門性を活かしてゼロからブランドを立ち上げていくプロセス、「ビジネスとして成立するのか」を突き詰めていくプロセスには企業さながらの緊張感がありました。この演習は素人からプロになるうえでの大きなステップになりましたし、実際に同大学院で培った知識、経験を活かして修了後にオリジナルブランドを立ち上げた方も少なくありません。

私のオススメ科目

ブランドマネジメント演習

消費者の目線から業界人の目線になり、実践的な能力を身につけることができた演習のひとつ。「消費者がどのような心理段階を踏んで購買にいたるのか」を学び、ブランドや店舗、サービスの在り方を模索しました。

ファッションビジネスメソッド(演習)

マーチャンダイジング、企画、生産。3つのコースの学生でプロジェクトチームを組み、ディスカッションをしながら新たなブランドを立ち上げていきました。就職した現在も、大学院の仲間たちとの交流は続いています。

アカウンティング

ファッションビジネスにおいて必要不可欠なスキルが学べる授業。基礎的な会計知識から損益計算書の見方まで学んだことで、自身が担当するプロジェクトの収益性を正確に把握、分析できるようになりました。

お金のやりくり法

勉強のために、様々なショッピングビジネスに挑戦。海外の方の購入代行やフリーマーケットへの出品などの収益から生活費をまかなっていました。当時のマーケットリサーチの経験は今の仕事にも活きています。

進学を決めるまでの道のり

18歳「将来は政治家として、社会に影響を与える存在になりたい」と考えていたため、大学では政治学部を選択。このとき同級生の影響から、自分の個性を表現できるファッションに興味を持つようになりました。
20歳アメリカに短期留学。ニューヨークやワシントンDCなどを見学するなかで、世界的なファッションブランドがゼロからカルチャーをつくり、社会に影響を与えてきたことを知りました。
22歳大学卒業。2週間、憧れの日本で過ごしました。当時は原宿が世界に影響を与えていた時期で、欧米の文化とは違い、ロックやパンクなどのストリートカルチャーが社会に浸透していることにとても驚かされました。
23歳日本で大学院に進学することを決意。もともとは政治学関連を専攻する予定でしたが、「ファッションという文化から社会に影響を与えることもできる」と同大学院に飛び込むことを決めました。
24歳同大学院に入学。同級生の年代は20代から30代。6割が海外出身、4割が日本出身の方だったため、各国の事情や特徴など様々な角度からファッションビジネスを掘り下げることができました。
26歳ファッションマネジメント修士(専門職)の学位を取得。就職活動では様々な企業の現場を知るために50社ほどを志望。日本のブランドをつくりあげてきた一流のプロと触れ合うことができました。
27歳アパレル関連企業に就職。商品論や色彩論、ファッションマーチャンダイジング論など、実際のビジネスに携わるようになって改めて大学院の講義の重要性を実感しています。
問合せ先03-3299-2701(文化ファッション大学院大学)ホームページはこちら
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