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在校生・修了生インタビュー
明治大学専門職大学院
ガバナンス研究科
ガバナンス専攻

  • 法・政治・政策
  • 東京都
  • 大学院
専門性を高めるため
仕事においても地域活動においても公共政策の総合的な知識が必要だと感じていました

鈴木 優一さん(30歳)

大学卒業後、官公庁に入職。勤務の傍ら地元商店会のSDGs担当者となる。2019年公共政策に関する深い知見を得ようと本研究科に入学。2021年修了。同年、SDGsに関するNPO法人を共同設立。

この大学院に入学した動機は?

勤務時間外に地元の商店街や地域の活性化活動に取り組んできましたが、やがて「もっと役立てることはないか」と考えるようになりました。そこで、地域活動だけでは身につかない公共政策に関する総合的な知識と実践力を養うとともに、商店街の社会的機能(未来への貢献)について研究しようと決意。平日夜間と週末に開講する授業でアカデミックな知見と実践的なノウハウの両方を得ることができ、さらに、併設されたビジネススクールの授業も受けられることに惹かれて本大学院に入学しました。

この大学院で学んで良かったことは?

入学してすぐに感じたのは、実務を通して身につけた断片的な知識が線として繋がっていく感覚です。さらに、1年次後期になると「学んでから動く」のではなく「学びながら実践する」ことが重要なのだと気づきました。また、公共政策を総合的に学ぶことで公務員が担っている業務の全体像が明確になり、「自分の仕事は、より良い日本の未来に繋がっている」という自負も芽生えましたし、仕事においても地域活動においても、人々の役に立つ施策の提案や行動が起こせるという自信もつきました。

私のオススメ科目

ファシリテーション演習

ロールプレイ、グループワークなどを通してファシリテーションの本質を学ぶ実践型授業。利害が異なるグループ同士の交渉において、誰もが発言しやすい場を形成して、最後に合意に至るために必要な手法を学びました。

政策研究IV-F SDGsとガバナンス

学内外からSDGsの専門家を招いて行われるオムニバス形式の授業。気候変動、地方創生をはじめとした分野ごとの最新情報に接するとともに、多様な立場の人々の共同活動がいかに大切かを再認識する機会になりました。

政策研究I-I 地域福祉政策の今日的動向

外国人留学生と一緒に学ぶため、複数の通訳者が同席する贅沢な集中授業。福祉施設などを訪問した上で地域の支援活動の現状・課題などについて、海外の事例なども聞きながらディスカッションすることができました。

お金のやりくり法

大学院のさまざまなサポート制度を使わせていただきましたが、中でも授業料の50%が給付される「ガバナンス研究科給費奨学金」と、学内のコピー機・プリンターで使える「コピーカード助成」がありがたかったです!

ある一日のスケジュール

5:00~7:00起床後、前日に受けた授業の復習や課題に取り組みます。また、地元商店会の活動にも参加しており、深夜に送られてくる飲食店の店主などからのメールに返信するのもこの時間帯です。
8:00~18:00官公庁に勤務して保険行政に従事していました(現在は都市計画)。また、新型コロナウイルスの感染者が急拡大した時期には保健所と連携したコロナ対策にも携わっていました。
18:00~20:00勤務先から大学院までは約2時間の道のり。電車内では、その日の授業の予習として教科書や参考書籍などを読んでいました。なお、2年次はオンライン授業になったため長距離通学から解放されました。
20:30~22:00前述のように通学に時間が掛かったため7限の授業に出席するのが精一杯。その分、土曜日は2限10:50~12:30、3限13:30~15:10、4限15:20~17:00の3科目を受講していました。
22:00~24:002時間かけて帰宅。電車の混雑具合を見てPCが開ける時には課題に取り組むこともありました。なお、教科書を読んでいるうちにウトウトしてしまうということは日常茶飯事(笑)でした。
24:00~25:30帰宅後は復習やレポート作成、修士論文のためのリサーチなどを行い、長い1日がようやく終わります。
問合せ先03-3296-2397(教務事務部専門職大学院事務室)ホームページはこちら
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