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在校生・修了生インタビュー
京都産業大学大学院
経済学研究科(通信教育課程)
経済学専攻(修士課程)

  • 経済・経営・商学
  • 京都府
  • 通信制
教養を身につけ自分らしく生きるため
知的好奇心を満たすために進学。「経営者の意思決定の在り方」を探究しました

濱田 元房さん(59歳)

大阪大学理学部数学科卒業。2017年に京都産業大学大学院経済学研究科に入学し2019年に修了。2023年にプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン(株)会長兼CEOに就任。

大学院を目指したきっかけ

敬愛する経営者が著書のなかで、「多数決でものを決めるなら社長はいらない」と書かれていたことが、心に強く残っていました。同時期に、集団におけるものの決め方を研究する学問(社会的選択理論)があることを知り、先の経営者の主張との関連性を、学術的に探究したいと思ったことが進学のきっかけです。本学を選んだのは、私が学びたい分野を研究されている教授が在籍されていたからですが、通信教育で学べる大学院であることも大きな理由の一つ。仕事と学修を両立したいと考えていました。

大学院で得たもの

入学して感じたことは、教授の指導が想像を超えて懇切丁寧だったということです。修士論文の担当教授が、私の研究分野の解説のために、100頁ほどの資料を準備してくださったことには感動しました。e-mailをフル活用した指導も、丁寧かつ合理的だと思います。本学で2年次になった際に職場では社長に就任しました。自身の素朴な好奇心を満たしたいという思いからの進学でしたが、「経営者の意思決定の在り方」という研究テーマは、結果的に仕事にも大いに役立ったと感じています。

私のオススメ科目

企業経済論特論(1)A・B

人が互いに与える影響を考慮しながら意思決定を行うゲーム理論の基礎から、ビジネスへの応用までを体系的に学びました。経営判断に応用できる学問であることがよく理解できました。

企業金融論特論A・B

企業金融に関する理論と実態の両面について学びました。当時の経済政策や市場の動向など具体的な例をあげながら、丁寧に指導していただけたので、企業の金融活動に関する理解がさらに深まりました。

証券投資論特論A・B

先の『企業金融論特論A・B』についても言えることですが、財務や投資などの業務経験がなかった私にとって、それらの知見を体系的に学べたことはとても有益なことでした。経営者の立場になって役立っています。

お金のやりくり法

通学スタイルの修士課程に比べると、学費はかなり低く抑えられていると思います。「教育訓練給付制度」の対象講座でもあるので、制度を利用されている方もいらっしゃいます。

ある一週間のスケジュール

月曜日主に平日の移動時間に知識をインプットし、週末にまとまった時間をつくってレポートを作成するというサイクルで学んでいました。出張がなかったこの日は、他の日の勉強時間を確保するためにも仕事に集中しました。
火曜日当時は仙台の拠点の責任者だったため、週に2度ほど東京の本社に赴いていました。東京までの往復の移動時間にテキストを広げ、この日は5時間ほど学習しました。
水・木曜日出張がない平日は学修時間の確保が難しい状況だったため、仕事に集中していました。
金曜日この日も東京に出張。移動中の電車内で学び、夜間に学修時間をつくり、レポート作成のための情報収集や知識のインプットに努めました。
土曜日この日は仙台で仕事関係のメンバーとゴルフ。プレイ後、帰りの電車内と帰宅後の自宅で計4時間ほど学修しました。
日曜日日中に5時間ほどまとまった時間をつくってレポートを作成。月に3本ほどレポートを提出していました。大学院に入学して2年目の下期の頃は、土・日曜日をほぼフルに使って修士論文を作成しました。
問合せ先075-705-1452経済学部事務室※カリキュラム等
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