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在校生・修了生インタビュー
立命館大学大学院
法務研究科
法曹養成専攻

  • 法科大学院(ロースクール)
  • 京都府
  • 大学院
昔からの夢を叶えるため
社会人を経て法曹へ。司法試験合格だけでなく、法曹としての見識の広がりを得た

高嶋 祐子さん(36歳 ※取材時)

立命館大学法学部を卒業後、営業職や刑事事件パラリーガル、監査法人勤務を経て、2018年立命館大学法科大学院入学。2021年修了。司法試験合格を果たし、個人事務所を設立。

入学の動機や学んでみた感想

経済的な理由で法科大学院進学を一度断念したのですが、学費の低額化を知り、再び挑戦しようと決めました。立命館のソクラテス・メソッドによる講義はとても楽しく、教員との対話を通して実務に欠かせない判例の射程を考える力が育まれました。また、未修1年目の1年間で司法試験合格に必要な専門知識を十分得られたと感じています。あらゆる参考書・教材の中でも未修1年目のレジュメを見直す機会が最も多く、わずかな期間で盤石な基礎知識を与えてくださっていたことに感動しました。

立命館大学法科大学院の魅力は?

学習環境はさることながら教授陣の面倒見の良さです。わずか5分で済むような質問にも気軽に答えてくださり、心理的ハードルをほとんど感じませんでした。勉学における悩みを自由に話せる懇親会を開くなど、教授の方々からアクションを起こし、私たちの意見から教育の改善にも努めてくださいました。教授陣のサポートがなければ、司法試験合格は叶わなかったと言い切れます。ワシントンセミナーなど立命館独自のプログラムにおいて見識を広げられる有意義な経験もできました。

私のオススメ科目

ワシントンセミナー

約2週間、アメリカのロースクールで学ぶプログラム。連邦議会や連邦裁判所などを訪ね、アメリカの法曹実務の現場を知ることもできました。一緒に参加されていた弁護士の方々と情報交換ができたことも良かったです。

京都セミナー

オーストラリアからやってきた留学生と様々なテーマについてグループワークを行います。アボリジニーの人権保護やDVへの対応策など、オーストラリアならではの法律の制度や問題を知れ、視野が広がりました。

特定研究

教授の指導の下、知的財産法のうちの特許法に関する研究論文を作成しました。裁判では研究職の方に意見書を求めることがあるなど、実務と研究は切り離せないもの。研究の一端に触れる貴重な機会になりました。

お金のやりくり法

成績優秀者を対象とした奨学金制度があり、3年間の学費を全額免除いただきました。また、修了時の成績によって日本学生支援機構奨学金の返還額が半額になる制度もあり、約150万円が返還免除になりました。

ある一日のスケジュール

6:00起床。犬の散歩などの後、大学院へ向いました。
7:00大学院に到着。自習室で勉強開始。1日の予定を確認し、予習事項確認と短答過去問をこなしました。朝型の私にとって、6時から利用できる自習室はとても便利でした。
9:00授業と、授業の合間に予習や復習、課題作成。答案添削はもちろん、少しの疑問でも教授の方々に気軽に質問できる環境だったので、疑問点が残らず理解が進みました。
12:00学食でランチ。友人との雑談など。50~60代から学ばれ、司法試験に合格される方もおられ、刺激を受けました。法曹をめざすのに年齢は関係ありません。
13:00授業と、授業の合間に予習や復習、課題作成。自習室はダウンライトと木目調の内装。まるでグリーン車にいるような快適さがあり、長時間の勉強も苦になりませんでした。
18:00帰宅後すぐにお風呂に入ってリフレッシュ。
19:00夕食や家事を済ませ、リラックスした状態で勉強。趣旨規範ハンドブックを見たり、声を出して規範を覚えているかを確認したりしました。
23:00就寝。
問合せ先075-813-8270(朱雀独立研究科事務室)ホームページはこちら
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