在校生・修了生インタビュー
岐阜女子大学大学院
文化創造学研究科
初等教育学専攻
- 教育
- 岐阜県
- 通信制
- 専門性を高めるため
- 小学校教諭の免許状取得を目指して進学。実務力も、自信もつきました
小橋川 利奈さん(35歳)
国際武道大学体育学部で体育の中学校・高等学校教諭免許状を取得。小学校に助教諭として勤務しながら初等教育のやりがいに気づき、岐阜女子大学大学院で学んで小学校教諭の免許状を取得。
大学院を目指したきっかけ
中学校教諭採用試験合格を目指していましたが、小学校教員をしてみないかと声がかかったのを機に助教諭として勤務。そこで人格形成の基礎となる初等教育の魅力に惹かれ、小学校教諭の免許状を取ろうと決意しました。土・日曜日を利用して働きながら学べる点や、テレビ会議システムを利用して地元で学べることが本学の魅力です。教育現場で豊富な経験を積んだ教育者の方が、自身の知見をさらに深めるために学んでいるケースが多く、そうした仲間と一緒に学ぶことで良い刺激を受けました。
授業・研究と仕事との関係
大学院で学ぶことで、初等教育に関する体系的な知識と幅広い知見を得ることができました。多面的な視点ももてるようになったため、様々な教育者の方と話すときにも、自信をもって意見を交わせるようになったと感じます。また講義で学んだことをすぐに生徒への指導に活かしたり、学校内で新たな提案をしたりということも増え、そうした姿勢を現場で評価していただくことも度々ありました。社会人が大学院で学ぶことのメリットは、講義で学んだことをすぐに職場で活かせることだと実感しています。
私のオススメ科目
伝統文化特講
伝統文化に関する知識や理解を深めるとともに、それらを教材として活用する手法などを学びました。生まれ育った郷土や自分に対する理解を深めることで、グローバル社会での自身の存在意義も再確認できました。
教材開発特講~初等教育~
教材開発の変化と今後の方向性を学ぶとともに、マルチメディア機器を実際に利用しながら、教育現場での活用方法などを考察しました。教材研究や授業運営について、多面的・多角的に考える視点が身につきました。
教育相談研究
教育相談に関するベーシックな知識を学習。様々な理論や心理テスト、アセスメント方法、カウンセリングの技法などについて学びました。児童理解について学んだことを教育現場にすぐ還元できる、実務的な学びでした。
お金のやりくり法
入学金や授業料については、預金や月々の収入を充てました。自身で学費を出して学ぶことで、大学院の学習・研究に対してより意欲的に臨めたと感じています。
ある一週間のスケジュール
月曜日 | 6時に起床し、身支度を整えて車で通勤して7時頃には学校に到着。1時間目の授業が始まる前に、校務や授業の準備などをして過ごします。この日は21時頃に仕事が落ち着いたので、その後、課題を学習しました。 |
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火曜日 | 週末に大学院で学んだ知識を活かして、この日トラブルを起こした生徒に声掛けを行い、気持ちに寄り添った対応ができました。学習と実践を日々繰り返すことで、教員としての力が磨かれると実感できました。 |
水曜日 | 20時頃に校務を終えてから、私と同様に岐阜女子大学大学院で学んでいる職場の仲間と一緒に学習。そうした仲間と励まし合いながら学べたことが、学習継続の役に立ちました。23時頃に帰宅し24時に就寝。 |
木曜日 | 車での通勤中はリフレッシュタイムと決め、好きな音楽を聴いていました。仕事と勉強で忙しい中でも、いつも笑顔で子どもの前に立てるよう、自分なりに工夫して気持ちを整えています。 |
金曜日 | この日の理科の授業は屋外での自然体験活動。教育する上で私が大切にしているのは、「半分おとな、半分子ども」という感性をもち続けることです。子どもらと一緒に感動し、ともに学ぶ姿勢を大事にしています。 |
土曜日 | 週末も平日と同様6時に起床。受講する講義の準備をしてから8時に家を出て、9時には沖縄サテライトキャンパスに到着。午前中に2コマ、午後に3コマの授業をテレビ会議システムで受講しました。 |
日曜日 | この日も5コマの授業を受講し、授業後に同級生らと食事をしました。大学院に通っていた期間は休日なく過ごしていましたが、学ぶことや学友と過ごすこと自体が楽しく、土・日曜日にはリフレッシュできました。 |
問合せ先 | 0120-661184(入試専門ダイヤル)ホームページはこちら |
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