在校生・修了生インタビュー
IPU・環太平洋大学
次世代教育学部
教育経営学科 通信教育課程
- 教育
- 岡山県
- 通信制
- 専門性を高めるため
- 塾講師から学校教員へ。生徒との対話を大切にし、勉学以外でも成長をサポートしたい
岡本 恵太さん(35歳)
大学院修了後、塾講師として3年勤務。2017年IPU・環太平洋大学に入学し、中学校・高校の数学教員免許を取得。私立中学校での講師を経て2023年より兵庫県の県立高校に勤務。クラス担任も務める。
入学の動機は?
塾講師として生徒と関わる時間は限られています。進路や人間関係のことを相談されてもじっくりと応えてあげられない日々が続き、「学校教員として勉学以外でも生徒の成長をサポートしたい」と強く思うようになりました。教員免許取得のために複数の通信制大学に問い合わせたところ、最も親切に対応してくださり履修方法や試験、授業などについて詳しく知れたのが環太平洋大学でした。スクーリング会場が自宅から車で通える距離にあったことも入学を決めた理由のひとつです。
学んでみて感じたことは?
環太平洋大学で学び、「生徒との対話」の重要性にあらためて気づくことができました。スクーリングや教育実習では、声掛けひとつが生徒の考えや心情に大きく影響することを感じ取り、いかに対話を重ねて生徒の考えや気持ちを引き出していくのかを経験的に学ぶことができました。また、大学の学びを通して不登校や発達障害への理解が深まったことや、教育におけるICT活用などを実践的に学べたことも、いま教員として授業づくりや生徒との関わり方を考えるうえで欠かせない要素になっています。
私のオススメ科目
数学的教育法C
指導案作成や授業づくりを一から学ぶことができました。学校の授業には、知識の習得だけでなく、グループワークを通じて人の話を聞く力や自分の意見を伝える力を育むなど、様々な目的があることを理解できました。
コンピューター演習II
数式等を打ち込むとグラフや図形がすぐに表示される「GRAPES」というアプリを用いた指導方法や、成績処理等に利用できるプログラム作成など、ICT活用について学ぶことができました。今、現場でも役立っています。
教育実践演習(中学校・高等学校)【数学】
この授業では、定期試験問題の作成を実際に体験しながら学べたことが印象に残っています。知識や技術を得るだけでなく、どのような考えや目的をもって問題を作成するのかという思考を修得できたことが良かったです。
お金のやりくり法
在学中は家庭教師をして学費を捻出しました。通信教育での教員免許取得は時間的にも経済的にもベストな選択肢だったと思います。
ある一日のスケジュール
9:00 | 起床 |
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10:00 | 教員採用試験対策の勉強。筆記試験は参考書や問題集などで対策を行いました。大学で模擬授業を何度も見ていただいたことや、集団討論や面接の練習をしていただいたことも合格の大きな要因になりました。 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | レポートや課題に取り組みました。生徒や保護者への対応から教育を取り巻く諸問題まで、教育について幅広い視点から学ぶことができました。 |
15:00 | 家庭教師の仕事の準備。通信制だったので仕事と勉学の両立がしやすかったです。 |
16:00 | 家庭教師の仕事。主に中学3年生を教えていました。1日で2軒訪問することが多かったです。 |
23:00 | 家庭教師の仕事を終えて、帰宅。夕食など。 |
1:30 | 就寝 |
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問合せ先 | 086-908-0201(通信教育室)ホームページはこちら |
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