国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻(修士課程・博士課程)、医療福祉経営専攻(修士課程)、臨床心理学専攻(修士課程)
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8大学院に入学をしてから修了するまでの流れを簡単にご説明します。本学では多種多様な専攻・分野・領域を展開しており、それぞれ特色ある学修を展開していますので、あくまで一例になりますが、ご自身の大学院生活の参考にしてください。必修および選択として設定された講義や演習、研究指導科目を履修し、単位を修得します。対面での講義やeラーニングでの自宅学習、定期的な個別指導やゼミなどを通じ、論文執筆・課題研究の作成に向けて研究のテーマを検討し、必要な知識を修得します。学外や学内での実習が課される分野もあります。修士課程、博士課程ともに、年に1回、論文作成を課されているすべての専攻・分野の院生が一堂に会し、それぞれの研究進捗を発表し合う研究報告会があります。他分野、他領域の先生や院生からの質疑も飛び交い、分野の枠を超えて新たな知見を得られる機会になります。またこうした定例の報告会の他、各分野内で定期的に報告会を行ったり、課題研究を課されている専攻・分野は独自で報告会を開催するなど、研究を深める機会が定期的に設けられています。修士論文は最終学年の秋に論文を提出し、指定された3名の審査員にプレゼンテーションを行い、論文の審査を受けます。課題研究の場合は最終学年の終わりまでに、分野内で行われる審査会で合否の判定を受けます。修士課程、博士課程それぞれ、論文審査に合格した方は研究成果を発表します。この発表会においては、研究成果を大学院全体で共有する目的のほか、他分野の先生や院生からの質疑も行われ、論文をより良いものに仕上げる最終的な機会となります。論文審査または課題研究の審査まで合格すれば晴れて修了となり、修士の学位が得られます。修了後は大学院で学んだことを職場などで実践したり、より研究を深めるために博士課程に進学する方も多くいます。博士課程は博士学位論文の作成を最終的な目標としています。講義、演習、研究指導等で構成される必修科目を履修しながら、研究テーマの策定、必要な文献検索、実際の論文作成を指導教員と二人三脚で進めていきます。他分野で展開される科目なども履修できるので、幅広い領域の知識を吸収し、論文の完成をめざしましょう。博士論文は最終学年の秋に論文を提出し、指定された3名の審査員にプレゼンテーションを行い、論文の審査を受けます。審査は時に多くの指摘事項を受け、修正を踏まえた何次にも及ぶ審査会の末に合否が判定されます。論文審査まで合格すれば晴れて修了となり、博士の学位が得られます。審査に合格しなかった場合は、留年するか、満了(単位取得退学)をするかを選べます。満了後も、論文博士の審査を受けることで学位取得をめざすことができます。修業年限:1年間もしくは2年間修業年限:3年間もしくは4年間必要な単位の修得論文審査・課題研究の審査修了研究報告会研究成果発表会入 学必要な単位の修得論文の審査修了・満了入学から修了までの流れ修士課程・専門職学位課程博士課程

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