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在校生・修了生インタビュー
東京医療保健大学大学院
千葉看護学研究科

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 千葉県
  • 大学院
専門性を高めるため
抱いていた課題を探究するために進学。日頃の業務や、キャリアに役立つ知見を得る

長谷川 和貴子さん(40代) ※修了時

2013年より千葉県内の総合病院に勤務し、現在は副看護師長として活躍中。

この大学院に進学しようと思った動機

入院中から退院後のことを考えて、患者さんをケアすることが大切。病棟の看護師をするなかでそう感じていましたが、地域連携に携わる部署に異動してその思いがさらに強まりました。日頃の業務でケアマネジャーや介護職の方々と連携して患者さんを支援することにやりがいを感じ、関連する知見をより深めたいと考えて進学を決意。ディプロマポリシーがまさに私の目指すことであるうえ、コミュニティケアや看護マネジメント、キャリア支援などの分野を学べる点に惹かれて本学に入学しました。

授業・研究と自分の仕事との関係

仕事と学習・研究を両立させていることから多忙な毎日をおくっていますが、苦労に勝るメリットがあると感じています。大学院で学んだ知見を実務へ直結でき、様々な医療機関に勤める院生との意見交換を経て広げた視野を、業務で活かしています。また研究を進めるうえで必要となる文章力や読解力、研究手法などを一から学べたことは、一生の財産になると感じています。修了後は勤務先や近隣地域に自身の学びを還元し、病院と地域の医療福祉関係者との架け橋になりたいと思っています。

私のオススメ科目

看護機能推進演習

実際の看護活動からデータを収集して、看護の機能について分析・考察し、改善計画を立案します。グループワークでの議論を通して、これまで臨床で経験してきたことをより発展させて考えられるようになりました。

コミュニティ・ケア演習

様々なコミュニティの課題をアセスメントし、支援に必要な概念や理論を学習。そのうえで自身の研究課題であるコミュニティに関する事業計画書を立案しました。自分の研究を俯瞰的に見られるようになりました。

文献講読

論文のクリティーク(批評)について学ぶ科目です。以前の私は論文を読むと全て正しいことだと鵜呑みにしていましたが、論文によっては限界があることを知り、課題を指摘する思考や視点が身につきました。

お金のやりくり法

夫婦の貯金は住宅ローンの返済や子どもの学費資金として貯蓄しておきたかったので、結婚前の個人の貯金で学費を払いました。学ぶことは自身の財産だと考え、学習に必要なお金は躊躇なく使っています。

ある一週間のスケジュール

月曜日4時に起床し2時間学習。娘と一緒に朝食を食べた後、7時過ぎに家を出て保育園に子どもを預けてから出勤します。通勤電車内では課題図書や論文を読んで勉強。8時半から18時まで勤務し21時半には就寝。
火曜日前日と同じように朝を過ごして出勤。この日は日勤の後に当直勤務だったため、夜間も勤務先で過ごしました。当直の日は夫に勤務を調整してもらい、娘の保育園送迎や育児を任せています。
水曜日当直明けのこの日は12時に終業。乗り継ぎ駅で買い物をして帰宅してから2時間ほど仮眠し、18時に保育園へ子どもを迎えに行きました。家族と一緒に夕飯を食べて21時半には就寝。
木曜日月曜日と同様のサイクルで1日を終えました。仕事と学習・研究の両立はたいへんですが、大きな充実感があります。自分自身が学びたいと思って選択しているので、どの科目も本当に楽しく学べます!
金曜日起床から就業まではいつもと同じですが、金曜日の保育園へのお迎えは近隣に住む私の母に頼み、週末は実家に娘を2泊預けています。帰宅後は夕食を食べてから、24時頃まで課題の準備をしました。
土曜日5時に起床して課題の続きに取り組み、朝食後にオンラインで受講。9時から16時過ぎまで4コマの授業を受講しました。土曜日は学習日と決めていて、講義受講後もレポート作成や翌週の学習準備に充てています。
日曜日目覚まし時計をオフにして寝て7時頃起床。午前中に勉強をしてから娘を迎えに行き、両親と昼食を食べて帰宅。午後は娘の希望に叶うよう、できる限り一緒に過ごします。家族で夕飯を食べて21時半に就寝。
問合せ先047-495-7751ホームページはこちら
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