目的に応じて選択肢はいろいろある

通学形態&入試形態のバリエーション

いざ大学・大学院で学ぶとなったとき、自分はどんな風に履修するかイメージできているだろうか。社会人学生のニーズに対応して、
いま大学・大学院の通学形態や入試形態のバリエーションは拡大している。正規に入学し昼間に通学する以外にも、
学ぶルートはあるのだ。自分にあった“学び場”を見つけてみよう。

大学で学ぶ場合

手軽に学ぶことも可能。幅広いニーズに対応

社会人が大学で学ぶのなら、1年次入学だけでなく、「3年次・2年次編入学、学士編入学」も選択肢に加えたい。編入学なら、時間的・経済的負担が軽い。
大学卒業資格(学士)をもつ人や短大卒、高専卒の人などは、希望する大学・学部で編入学・学士入学が可能かどうかチェックしておこう。近年は二部を廃止し、昼夜開講制へと移行する動きが進んでいる。入試では、社会人入試やAO入試の実施が増えているので調べてみよう。
通学が難しいという人なら、通信教育で学ぶという方法もある。通信制大学は充実している。教育法律といった分野はもちろん、世界遺産、音楽、写真なども学ぶことができる。さらに科目等履修生制度、聴講生制度などもある。一般に開かれた公開講座も加えて考えれば、気になるテーマを手軽に学んでみたい層には、幅広い選択肢が用意されているといえる。
学力アップ、資格取得など、自分の目的にあった学習方法を下のチャートから見つけよう。

進学形態のバリエーション

大学夜間部(2部)

昼夜開講制に移行する大学が増加

「仕事を続けながら通いたい!」「じっくり学びたいがあまり長く仕事のブランクは作れない」

夕方から夜に開講する夜間部。勤労学生の減少もあり、二部を廃止して、昼夜開講制に移行する大学が増加している。

ここがメリット

昼間部では通えない社会人でも働きながら通える点はメリット。

昼夜開講制大学

夜間主コースなら働きながら学べる

「仕事を続けながら通いたい!」「じっくり学びたいがあまり長く仕事のブランクは作れない」「仕事を辞めて学業に専念したい!」

昼間から夜間の時間帯まで幅広く科目を配置し、昼間主コース、夜間主コースを設けている大学。夜間主なら働きながらでも無理なく通える。

ここがメリット

働きながら通える。仕事の調整が可能なら昼間の科目もとれる。

大学昼間部

学べるジャンルの選択肢は多い

「仕事を辞めて学業に専念したい!」「じっくり学びたいがあまり長く仕事のブランクは作れない」

昼間のみに開講している一般の大学。会社員などの場合、働きながらの通学は難しい。クラスメートのほとんどは、一般の学生となる。

ここがメリット

文系・理系を問わず、昼間部なら学べるジャンルの選択肢は多い。

通信制大学

資格取得をめざす人などに便利

「仕事を続けながら通いたい!」「じっくり学びたいがあまり長く仕事のブランクは作れない」「空いた時間を使って自宅で学びたい!」

テキストやインターネットによる自宅学習を中心に学ぶ。最近ではネット上で試験を行う大学も。スクーリング単位を履修する必要がある。

ここがメリット

年に数回のスクーリングを除けば、キャンパスに通う必要なし。

科目等履修生・聴講生

科目ごとに履修可能な便利な制度

「興味があることだけ学びたい!」

どちらも好きな科目を選んで履修できる制度。書類審査のみで試験はない場合が多い。科目等履修は単位が修得できる。聴講生は単位はなし。

ここがメリット

好きな科目だけ学べるので、時間もお金もムダが少ない。

公開講座

講座内容が豊富で手軽に学べる

「興味があることだけ学びたい!」

大学が一般向けに開催している講座。カルチャーセンタータイプのものから、大学の特性を活かした講座まで、バリエーションは多彩。

ここがメリット

1回完結の講座、無料の講座などもあり、手軽に参加できる。

入試形態のバリエーション

社会人入試

英語や学力試験は課さない大学が多く、負担は少ない

社会人を対象とする入試。「24歳以上で、3年以上の勤務経験がある社会人」など、年齢や勤務年数による受験資格がある。専業主婦でも受験できることが多い。社会人編入学を実施する大学も。いずれも、書類審査、小論文、面接などを中心に選抜。

ここがメリット

英語や学力試験がない(少ない)ため、受験勉強の負担は一般学生よりはるかに軽い。社会人でも無理なくチャレンジできる。

AO入試

面接やプレゼンテーションで選抜する人物評価重視の入試

学力試験は課さず、面接や自己推薦、プレゼンテーション、小論文など、それぞれの大学が定める方法により、人物評価中心の選抜を行う試験。一般の受験生とは別に、社会人を対象とするAO入試を設けている場合もある。

ここがメリット

社会人の場合、職務経験などアピールする材料が多いので、一般の受験生以上に取組みやすいタイプの入試だ。

編入学・学士入学試験

社会人編入学でない場合は、英語や専門科目も原則あり

大学3年次、または2年次に編入学する際の試験。最近では、社会人編入学試験を行うところも増えており、この場合、面接&小論文、面接で選考されることが多い。一般の編入学試験では、通常、英語や専門科目が課されることが多い。

ここがメリット

4年間も通っていられない!という社会人には嬉しい制度。社会人編入学試験の実施大学も除々に増えてきている。

一般入試

社会人枠の倍率が高い場合、あえて一般入試という手も

英語やその他の学力試験が課される。受験勉強から離れている社会人の場合、現役受験生らと学力試験で勝負するのは厳しいが、社会人対象がない場合、また社会人入試の競争率が高く、まだ一般入試のほうが確率が高そうな場合はこの道しかない。

ここがメリット

英語が得意な人や受験対策の時間的余裕のある人は、募集が少なく倍率の高い社会人入試より、メドがつきやすい。

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