ビジネススクールや社会人大学院に興味はあるけれど、学費の負担の大きさに二の足を踏んでしまう…そんな方々に活用いただきたいのが「教育訓練給付制度」。なかでも、特に社会人のキャリアに役立つ!と認められた研究科やプログラムで利用できる「専門実践教育訓練給付金」は要注目です。
社会人が仕事のために学ぶ費用をサポートするために国が創ったこの制度。近年どんどん拡充が進められており、特に「専門実践教育訓練給付金」の対象となっている場合は給付額が段違い。入学前に所定の手続きを進めておくと、入学後まず本人が支払った学費総額(入学金や授業料など)の50%(年間上限40万円)が返ってくる。修了後、雇用保険の被保険者として雇用されていれば、追加でさらに20%(年間上限16万円)が給付される…合計の給付額は学費の70%(最大112万円)にもなります。 さらに、令和6年の法改正でもう一段充実。10月以降、修了後に賃金UPを果たした場合は受講料の10%が追加で給付されることに。目が離せません。
そんな、本当にお得な制度なのですが、まだまだあまり知られてはいません。そこでスタディサプリ社会人大学・大学院編集部では、実際に制度を利用した方々にお願いして、実質の負担額がどうだったのか、利用してみてどうだったのか伺って、注目の講座を集めた特集を設置しました。ぜひチェックしてみてください!
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ビジネススクール・MBA2024年度入学者数977名、日本最大のビジネススクール。最大112万円受給可能。特設キャンパスを含め、全国に7つのキャンパスを設置。オンラインでも受講可能で、転勤や転居の際は転校も可能。また、所属クラスでの授業の欠席時は、全国のキャンパス及びオンラインクラスへの振り替え受講もできる。専門実践教育訓練指定講座。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額188万円平田 真子さん(2021年修了)PROFILE ●大学卒業後、サステナブルな環境配慮型商品を提供する商社に入社。国内営業・商品開発を経て、西オーストラリア州へ留学。グループ長・事業部の責任者として従事。
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ビジネススクール・MBAMBAコースが専門実践教育訓練給付制度に認定!【最大112万円が支給】土日・平日夜間開講、品川駅直結のキャンパス。経験豊富な実務家講師陣のもと、ビジネスの問題解決に直結する生きた実践スキル、知恵を少人数クラスで学ぶことができる。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額138万円柏村 祐さん(2021年修了)PROFILE ●大手生命保険会社にてIT企画・事務企画を担当。その後、シンクタンクのテクノロジー研究員としてわかりやすいレポートの発信、講演、TV、雑誌連載などの活動を行う
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ビジネススクール・MBA理系出身者も数多く学ぶビジネススクール。都心にあり、仕事と勉学が両立しやすい好環境地下鉄、JR飯田橋駅から徒歩1~3分のところにあるキャンパスで、平日夜と土曜日に受講可能。文系だけでなく理系出身者も多いMOT(技術経営専攻)には多種多様な業界・職種の学生が集い、年齢層もバラエティーに富んでいる(学生の平均年齢は40代)。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額202万円那須 隆博さん(2022年修了)PROFILE ●大手ゼネコンのDX部門でデジタル人材育成や新たな事業領域の企画・開発を担当している。現在は技術起点のスマートビル関連領域をビジネスとして展開すべく奮闘中。
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ビジネススクール・MBAトータルビューティビジネスを実践するリーダーはベンチャースピリット旺盛な六本木ヒルズから人を美しく幸福に導くトータルビューティの「美の哲学」を探求し、理論と実践が有機的に結合した実践的なスキルを総合的に修得できる専門職大学院。専門実践教育訓練指定講座。一定の条件を満たせば2年間で最大112万円受給可能。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額174.4万円光江弘恵さん(2023年修了予定)PROFILE ●化粧品メーカーで営業社員、直営店統括、美容教育部、営業部責任者を経て、執行役員営業本部長、商品本部長を歴任し2021年退職。現在はNPO法人理事長として活動中。
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ビジネススクール・MBA6つの学問領域&領域横断型の2つの科目群に約170科目を開講する都心型ビジネススクール計7線から徒歩5分圏内で、平日夜間(18:55~)&土曜開講。仕事と両立しやすい環境。ファミリービジネスとスタートアップビジネスの履修モデルも導入。※専門実践教育訓練講座在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額214万円天羽 健斗さん(2020年修了)PROFILE ●税理士法人にて税務会計を経験。他の税理士との差別化を求め、"経営がわかる税理士"を目指して同大学院に入学。独立開業を目標として専門性向上に努めている。
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ビジネススクール・MBA2024年度入学者数977名、日本最大のビジネススクール。最大112万円受給可能。特設キャンパスを含め、全国に7つのキャンパスを設置。オンラインでも受講可能で、転勤や転居の際は転校も可能。また、所属クラスでの授業の欠席時は、全国のキャンパス及びオンラインクラスへの振り替え受講もできる。専門実践教育訓練指定講座。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額211万円牧原 正樹さん(2022年修了)PROFILE ●名古屋大学大学院工学研究科修了後、大手自動車会社へ入社。ビジネスプランコンテスト「G-CHALLENGE2022」大賞受賞。モビリティ関連事業会社へ出向。
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ビジネススクール・MBA2024年度入学者数977名、日本最大のビジネススクール。最大112万円受給可能。特設キャンパスを含め、全国に7つのキャンパスを設置。オンラインでも受講可能で、転勤や転居の際は転校も可能。また、所属クラスでの授業の欠席時は、全国のキャンパス及びオンラインクラスへの振り替え受講もできる。専門実践教育訓練指定講座。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額188万円大石 梨紗さん(2021年修了)PROFILE ●大学卒業後、東証一部上場の音響・映像機器メーカーに就職。2021年、日本で空飛ぶクルマを開発する、株式会社SkyDriveに転職し、CEO室・PRチーム所属。
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ビジネススクール・MBA関学のビジネススクール!社会人を対象としたMBA取得のコースを設置大阪梅田キャンパスで、平日夜間と週末(土・日)に授業を開講。専門実践教育訓練講座に指定。一定の条件を満たせば、給付金(2年間で最大112万円)を受給可能。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額79.45万円 ◎実質学費負担額80.85万円竹内 常貴さん(2020年修了)PROFILE ●関西学院大学を卒業後、生活関連サービスの会社に入社。現在は、法務・コンプライアンス部門にて企業法務の業務に従事。社内の修了生の先輩に勧められて2018年に入学。
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ビジネススクール・MBA2024年度入学者数977名、日本最大のビジネススクール。最大112万円受給可能。特設キャンパスを含め、全国に7つのキャンパスを設置。オンラインでも受講可能で、転勤や転居の際は転校も可能。また、所属クラスでの授業の欠席時は、全国のキャンパス及びオンラインクラスへの振り替え受講もできる。専門実践教育訓練指定講座。在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額188万円増永 愛子さん(2021年修了)PROFILE ●大学院(情報科学専攻)卒業後、NECエレクトロニクスに入社。IoT関連の半導体の回路設計・検証業務に携わる。エンジニア+αの力を身に付けるためグロービスに入学。
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MOT1年間で修士号の取得可能。給付金を最大限活用すると、実質負担額は114万円に!中小企業経営コース、事業創造コース、中小企業診断コースの3コース。自社課題解決等、修論も具体的テーマを選択。*「専門実践教育訓練」指定講座在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額56万円 ◎実質学費負担額114万円小泉幸一さん(2019年修了)PROFILE ●建設業界の専門工事会社へ勤務、入社当時は実際に工事を担当。工事本部へ移動後、新規工事部署の立ち上げに携わり現在は責任者として従事。
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会計大学院(アカウンティング)公認会計士・税理士試験一部科目免除!土日のみで修了可、オンライン授業のみで修了の制度もあり会計・税務・ファイナンスの3つの領域を通して、高度専門職業人を養成。公認会計士試験・税理士試験の一部科目免除申請可能、AFP認定登録・CFP(R)受験資格付与が可能。最短3年で2学位取得可能な制度あり。※専門実践教育訓練給付金制度あり在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額128万円飯田 祥市さん(2019年修了)PROFILE ●金融機関に勤務し、主計部門を統括。税制や会計処理の実務において、今後の大きな変革等に対応出来るよう、体系的な学び直しが必要と考え会計大学院に入学。
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法・政治・政策公共政策のプロを育成する夜間開講型大学院。都市政策、官民協働、国際関係分野も開講「都市・地域政治」「自治体マネジメント」「公共の創生」「国際開発・協力」の履修モデルを用意。都心型キャンパスで平日夜間(18:55~)&土日開講。※専門実践教育訓練講座在学生・修了生インタビュー◎教育訓練給付金利用額112万円 ◎実質学費負担額174万円児玉 合人さん(2020年修了)PROFILE ●大学時代に政治学専攻を卒業、ITコンサル会社に就職したが、政治学の研究に興味があり、社会人3年目で公共政策大学院に入学。現在は転職か博士課程への入学を検討中。
約2年の海外研修を経て、新規事業として輸出事業を立ち上げることになりました。ちょうど同じころ、マネージャーに昇進することが決まり、事業部の数字を任されることになりました。もともとMBAに興味はありましたが、自分が置かれている環境の変化や、尊敬する元取締役がグロービスの卒業生だったことが後押しとなり、入学を決意しました。教育訓練給付制度により金銭的負担をかなり軽減できる事で、入学へのハードルが下がったことも、後押しになりました。グロービスでは、スキルはもちろんですが、仲間という財産を得ることができました。成長意欲の高い仲間と出会えたおかげで、忙しい日々を送りながらも自己研鑽に励むことができました。ひとりでは間違いなくギブアップするような難題へのチャレンジでしたが、仲間と援け合ったからこそ成し遂げられたのだと思います。
永らく管理スタッフ部門にて仕事をしていましたが、40代半ばからシンクタンクの研究員の仕事を始めました。新しい仕事をしていく上で、幅広い分野に関する学びの必要性を感じ大学院の入学を決めました。多摩大学MBAの教授陣は各分野における第一人者でありビジネスで活躍されているので、理論に加えて実践的な知恵を学ぶことが出来ます。授業において学生同士のディスカッションの場も多く、生徒間の交流も充実しています。実践的な知恵は、研究員の仕事であるレポートの発信、講演、TV、雑誌連載、など様々な活動に役立てています。学費は自己投資として貯金を使いましたが、給付制度を利用したため、得られる学びの質から考えるとリーズナブルです。これから大学院で学ぶ予定の方は給付制度を活用することをお勧めします。金額として112万円補助されるため給付制度を使わない手はありません。
元々は建築設備の設計者だったのですが、一時期関連会社に出向して本社技術管理部門の幹部になった事がきっかけで広いビジネス視点を得たいと思い、東京理科大学MOTに入学しました。知財やブランド戦略、競争戦略、企業会計などの知識はもちろん、授業に来ていただいたゲスト経営者から学んだ「やり抜く覚悟」が現在の業務を遂行する礎になっています。
私費での負担だった為、教育訓練給付制度を利用し貯金を使って学費を工面しました。自分のお金で学んでいるという自覚は、学習意欲を高めてより積極的に取組むエネルギーになったと感じています。
いちエンジニアとしてどこか遠いものと考えていたビジネスや経営を身近に感じるようになったことは大きな変化でした。MOT生の平均年齢は40代であり、様々な企業から来たとても優秀な同期と強いつながりが出来たことも生涯の財産だと思います。
社会的困難な状況にある方へ「ソシオエステティック(傾聴を伴う美容ケア)」を提供し、どんな時も自分らしく過ごせる社会づくりを目標にNPO法人を立ち上げました。美容サービスを社会貢献事業として定着させるには、取り入れる場(事業所や施設)、提供者、利用者が繋がる仕組みが必要です。美容サービス業に熟知した指導者が多いハリウッド大学院大学で、NPO組織の強化のため、福祉介護の分野で事業を広げるために入学いたしました。人生100年時代にやりがいを持った仕事を長く続けるために、自己投資として貯金を使いましたが、給付金制度があることは学びの後押しになりました。制度を活用してキャリアで得られた自身の能力を磨き、新たな自分の可能性を発見して次のステップへ進むことをお勧めします。
税務会計に関する業務を行っている中で、他の税理士との差別化を考えてMBAと税法を学べる同大学院へ入学しました。同大学院では実務的なケースを想定して学習するため、ファイナンス・各税法科目・証券化関連法などが仕事で活用できていることを実感しております。今後は独立開業を視野に入れ、税理士としての専門性を極めていきたいと考えております。また、同大学院は専門実践教育訓練給付金の対象となっているため、この制度を活用して学費負担額を3割程度減額させることができました。学費は300万円超のため、高額に感じるかもしれませんが、給付制度を利用することで約200万円の学費で仕事に役立つMBAを学ぶことが可能です。同大学院に入学したことで幅広くビジネスを学ぶことができましたが、それだけではなく、質の高い人的ネットワークを得られたことが一生の財産となっております。
入社以来、技術職として自動車開発・企画業務に携わりましたが、新しい事業やサービスを創出するためにはエンジニアの視点だけではなく、経営学に基づいた知見を持ち、ビジネスの全体像を捉えて戦略を立案する力が必要だと考え、MBA取得を決意しました。グロービスを選んだ理由は、第一線で活躍する実務家教員から学べることや、ベンチャー企業の戦略に関わる実践的な科目が充実していたからです。専門実践教育訓練給付制度を利用しましたが、基本的には収入、貯金から学費をまかないました。学ぶことが好きなので趣味的な意味合いも含まれていると考えると負担感はそれほどありませんでした。また、学内のビジネスプランコンテストでの大賞受賞は大きな転機となり、事業の実現へ向けて動き始めました。この成果をステップに、世の中に新たな価値を提供する事業を創出し、大きく育てることで社会に貢献したいです。
ビジネスシーンで使うフレームワーク、思考の型が身に付き、考えるスピードが上がりました。将来の予測が困難な現代社会では、「考え、行動し、修正する」というサイクルを自分で回す必要がありますが、苦手意識のあった「考える」を高速化できたことは収穫でした。また、在学中の学びの経験から、海外展開を目指す企業でコミュニケーション戦略の仕事に携わりたいと考えるようになり、今の会社へ転職。グロービスで出会ったことすべてが、進むべき道を示すコンパスになったと思っています。学費に関しては、専門実践教育訓練給付制度を利用し、負担を減らしました。また、会社の寮制度を利用していたため生活費を抑えることができ、その分を学費に充てていました。
企業法務の仕事を長く続けていましたが、今後のキャリアを考え、プラスアルファの知識や経験が欲しいと思っていた際に社内の修了生の先輩から勧められて入学しました。同期や先生方など、多くの人との出会いや継続した学習を通じて、自らの変化と成長を実感でき、貴重かつ濃密な2年間を過ごすことができました。修了後は、社内の新規事業の提案コンテストで役員を前にプレゼンしたり、プロジェクトの参加の機会が増え、仕事の質も幅も明らかに広がっています。
教育訓練給付金制度を利用し、残りの学費は貯金を使って工面しました。また、入学後に大学独自の奨学金である「ベーツ第1種支給奨学金」を受給することができたため、自己負担額が減ったのはとても助かりました。
一歩踏み出した先にはこれまでと違う世界が広がっています。仕事との両立で大変かと思いますが、ぜひ変化と成長を実感してください。
半導体メーカーに入社し、エンジニアとして働く中で、少しずつ自分の価値について考えるようになったことがきっかけでMBAを検討し始めました。社内にはスキルの高いエンジニアが多く、私は果たしてこの土俵で戦うべきなのか、と疑問を持ち始め、エンジニアのスキルに加え、ビジネスの体系的な知識やスキルを習得できれば、人々に役立つ半導体を創るための強みになると考え、取得を決めました。給付金制度を利用することで1/3程度負担額を減らせたことも大きかったです。卒業して一番の変化は、経営層とのコミュニケーションです。経営層と会話する際には、エンジニアとしての知識や経験だけではなく、グロービスで学んだ内容を織り交ぜることで、以前に比べ半導体ビジネスを俯瞰的に捉えた会話ができるようになったと感じています。
工事担当から工事部署の責任者となり自主的な研鑽はしていたつもりでも部署の業績が伸び悩み運営に行き詰まりを感じていた。特に技術系に偏っていた自身のスキルに経営という視点が不足していると強く感じ、技術経営を専門とする日本工業大学専門職大学院への入学を決意。会社からの貸付金を利用しましたが教育訓練給付金と併用出来た事で負担も少なく非常に助かりました。1年間での修了も可能でしたが、通学時間と業務との両立を考慮し科目履修制度を利用して2年間に分けて修学。アカデミックな内容を実務に落し込んだ経験豊富な教員方々の指導内容で、授業でインプットした内容をグループワークで具体化、すぐに実務での実践へ繋げる事で漠然と捉えていた問題を具体的な経営課題として捉える能力が体得できました。今後も自部署の改善に留まらず社全体の変革へ活かしていきたいと考えています。
授業の中ではディスカッションする機会も多く、職場の中では味わえないフラットな関係での議論はとても新鮮であり、良い経験になっています。また、修士論文の作成にあたっては、税制や会計制度を深く掘り下げる必要がありますので、最良の環境でリカレント教育を受けることが出来ました。週末の1日のみ、年間26日の通学で税務ファイナンス修士(専門職)が取得できたことは大きなメリットであったと考えています。
私は、専門実践教育訓練給付金制度を利用する他、職場の奨励金の支給も認められましたので、学費の負担は大幅に軽減されました。大学院の入学を検討される社会人の方は、職場での補助が得られるか、ご確認されることをお勧めします。
なお、職場から学費の補助が得られた場合、給付金の支給額は減額される場合がありますので、注意が必要です。
元々学部生の時から、政治分野の研究というものに興味があったため、社会人生活が落ち着いた段階で調べたところ、社会人大学院というものがあるという話を聞き入学しました。入学後は様々な授業を通して、公共政策の知識だけでなく、多様な分野を実際に携わっている人から学ぶことができました。また2年後期のリサーチペーパーの作成は、自分で一から作り上げていくため、テーマの設定からアウトプットをするというところまで、研究の一連の流れを一通り体験できます。現在は専門職大学院で得た経験を基に転職、または博士課程への入学を考えています。学費に関しては貯金と親の援助を受けましたが、訓練給付金で半分カバーできるということは入学前から聞いていたので、金銭面での踏ん切りをつけやすかったです。社会人のリカレントが謳われている今、大学院という場所を選び2年間を過ごすのは有意義だと思います。