建築・土木系大学院の特色
建築家、都市デザイナー、建築・土木技術者、 研究者などを養成する大学院
建築・土木系大学院とは、建築や土木、都市開発などに関する高度な専門性を身につけた建築家、都市デザイナー、都市プランナー、建築・土木技術者、研究者などを養成する大学院のこと。理工学研究科や工学研究科などの建築学、土木工学といった専攻のほか、建築や土木などの分野と「環境」「都市開発」といったテーマを融合させた新しいタイプの研究科・専攻も登場している。これら建築・土木系の研究科・専攻では、材料や構造、地盤などの研究のほか、環境や住みやすさに配慮した都市デザインの研究などが行われており、こうした研究活動は、建築・土木業界で、よりスケールの大きな仕事に携わるためのステップにもなる。
|
建築・土木系大学院はこんな人向き!
- スキルアップをめざす建築・土木技術者や研究者
建築・土木系大学院で学べば、建築・土木関係の技術者として、より高度で先端的な技術を習得できる。また、大学院でしか学べないスケールの研究テーマを求めて進学する研究者も多い。
- 都市デザイナー、都市プランナーをめざす人
都市デザイナーや都市プランナーは、都市再開発が進行する今、注目される仕事のひとつ。都市環境や建築・土木に関する専門知識、さらには創造性も求められる職種なので、大学院での高度な研究活動がステップになる。
- 一級建築士や技術士二次試験志望者
建築・土木系大学院での研究活動は、研究内容が認められれば、難関である一級建築士や技術士二次試験の受験に必要な実務経験にカウントできる。将来的な資格取得のためのステップとして大学院で学ぶ道も。
|
|
|