1. 大学 大学院トップ
  2. 学問分野別ガイド

履修証明プログラムガイド履修証明プログラムの基本情報/内容/受講料/Q&A

スキルアップのために大学・大学院で学ぶことを考えているものの、数科目の科目等履修では物足りず、正規課程はハードルが高いと感じている社会人におススメなのが履修証明プログラムです。その基本情報やプログラム例、受講料、探し方などをまとめて解説します!

履修証明プログラムとは

社会人のスキルアップにつながるテーマに関して、ある程度体系的に学べる大学・大学院の学習プログラムのことです。認知度はまだまだ高くはありませんが、大学の特色を活かして個性的なプログラムが多数設けられています。資格取得がめざせるプログラムも多数あります。

修了すると、学校教育法に基づく履修証明が交付され、ジョブ・カードとして使うことも可能。なお、大学・大学院の正規課程の授業科目をテーマに沿って編成しているケースもあれば、課外講座のみで編成しているケースもあります。

時間数に関して条件となっているのが「60時間以上」であること。ただし、スケジュールの組み方はプログラムごとにさまざまです。半年から1年程度のプログラムが多いですが、対面授業とeラーニングを組み合わせて3〜4カ月の短期集中で修了できるプログラムや、所定の科目群から2年以内に60時間分以上を履修すれば履修証明を発行するというプログラムもあります。

科目等履修や公開講座では少し物足りない、もう少し本格的・体系的に学びたいという人におススメです。また、正規課程ではなかなかお目にかかれない個性的なプログラムも多いので、学びたいテーマ、習得したいスキル・資格が明確な人にも向いているといえます。

ピンポイントのテーマで、同じ目的で学ぶ社会人が集まるので、プログラムの種類によっては、業界内外のネットワーク構築に役立つケースも少なくありません。また、正規課程の科目で構成されるプログラムなら、その後、正規課程に進学した際に修得単位を修了単位に組み込める場合もあります。

履修証明プログラムの内容

プログラムの内容は、女性の再就職支援、MBAの基礎、技術者育成といったものから、農業、まちづくりといったものまで非常に多彩。地方の大学で、地域活性化に貢献するエキスパートを育成するプログラムなども多数開講されています。基本的には大学・大学院や学部・学科の特色を活かしたプログラムが中心です。

履修証明プログラムの一例
・岩手大学「岩手アグリフロンティアスクール」(1年)
・青山学院大学「ワークショップデザイナー養成プログラム」(3カ月)
・明治大学「女性のためのスマートキャリアプログラム」(6カ月)
・山梨大学「ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」(1年)
・豊橋技術科学大学「最先端植物工場マネージャー育成プログラム」(1年4カ月) ※他にもさまざまなプログラムが全国で展開されています。

履修証明プログラムの受講料

受講料に関しては明確なルールはありませんが、10万円台で受講できるプログラムも多く、通信講座ならさらに相場は下がります。総時間数を考えればかなりお得といえるでしょう。なお、単位認定の有無で、受講料が変わることもあるので注意しましょう。

履修証明プログラムのQ&A

Q履修証明プログラムの情報はどうやって探したらいいのでしょう?
履修証明プログラムは、大々的に広報していない大学も多いため、大学のWebサイトをチェックするだけでは見つけにくいこともあります。その場合は、Webの検索エンジンを使って、「履修証明プログラム 大学・大学院名 学部・研究科名」「履修証明プログラム 学びたいテーマ(取得したい資格)」で検索してみましょう。

なお、履修証明プログラムには、職業実践力育成プログラム(BP)に認定されているものも多数あります。こちらは文部科学省のWebサイトで一覧が紹介されているので、自分に合ったプログラムを探すのに便利です。
Q職業実践力育成プログラム(BP)とは何ですか?
大学・大学院、短大、高専で開講されている、主に社会人を対象とした実践的・専門的なプログラムを文部科学省が認定する制度です。認定対象となるのは正規課程か履修証明プログラム。習得可能な能力を具体的かつ明確に設定していること、関連分野の企業などの意見を採り入れていること、実践的・専門的な授業を受けられること、社会人が受講しやすい環境を整備していることなどが特徴です。
Q教育訓練給付制度は利用できますか?
職業実践力育成プログラム(BP)に認定された履修証明プログラムには、専門実践教育訓練給付の対象講座が多数あります。