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学習院大学大学院

人文科学研究科

心理学専攻・臨床心理学専攻

カウンセリング

心の問題の解決方法を来談者が自ら発見するための支援について学ぶ。

フォーカシング＆箱庭

感覚と身体、意識と無意識を、イメージを媒介として繋ぐ技法を学ぶ。

精神医学

発達障害や統合失調などを通して、こころの問題の本質を考える。

心理アセスメント

心理臨床の基本技能としてのアセスメントと所見作成を実習から修得。

教育心理学

教育現場で生じる問題の検討と共に、学校を超えた教育実践を考える。

心理学専攻に加え、臨床心理学専攻を開設し、公認心理師にも対応

同研究科は1953年、学習院大学初の修士課程としてスタート。心理学専攻は1980年に開設された。第一線で活躍する講師陣による少人数教育で、優秀な人材を研究分野や社会へ送り出してきた。2009年春には心理学専攻のもと研究実績を積んできた臨床心理学コースが、臨床心理学専攻として独立。2011年度からは、日本臨床心理士資格認定協会より『第1種指定大学院』に指定されている。さらに、2015年4月から臨床心理学専攻博士後期課程が設置された。2018年度からは、国家資格「公認心理師」に対応。より専門性の高い心理臨床の専門家の育成をめざす。

院生1人に教員3人体制。二資格対応で心理専門職の実践力を養う

多様な専門分野の教授陣が手厚い指導を展開。修士論文指導では、院生1人に対し教員3人の指導体制だ。
「臨床心理学専攻」は、日本臨床心理士資格認定協会の第一種指定大学院。臨床心理士養成を軸に、公認心理師受験資格にも対応している。臨床経験豊かな専任教員の指導により、学内の臨床心理相談室でケースを担当して充実したスーパービジョンのもと、実践力を養う。
「心理学専攻」では、社会心理学、認知心理学、発達心理学、教育心理学といった幅広い専門分野の指導陣のもと、院生は各自の専門分野を選択。各専門分野の基礎から応用にかけて学び、深く探究できる。

ゆとりと充実の学習環境を整備し、幅広い研究を支援

山手線目白駅からすぐという、通学に便利で学習に集中できる静かな環境のもと、少人数制による「教養教育」を実施するのが、学習院大学大学院全体の基本方針。この環境が、考える・表現するといった「人間力」を育み、優秀な人材を輩出する原動力ともいえる。心理学専攻・臨床心理学専攻では、10室の実験室が用意され、院生自身の研究のため、自由に活用可能だ。さらに、3室の共同研究室には10台以上のコンピュータを完備。文献講読や研究、データ分析、院生同士のディスカッションや情報交換、自主ゼミなど、幅広い活動に利用されている。心理学科書庫には、和書7000冊、洋書1万2000冊、内外の雑誌等が所蔵され、幅広い研究をバックアップ。

2024年度開講科目一覧（抜粋）

●臨床心理面接特論　●臨床心理査定演習　●心理療法技法論　●心理療法特論　●精神医学特論　●心理実践実習　●臨床心理実習

在学生の内訳

心理学専攻2名、臨床心理学専攻47名

同学調べ（2024年5月現在）