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在校生・修了生インタビュー
日本工業大学専門職大学院
技術経営研究科

  • 経済・経営・商学
  • 東京都
  • 大学院
専門性を高めるため
国際競争力のある企業として自社を発展させるために技術経営の知識が必要でした

山野井 健さん(34歳)

千葉大学大学院工学研究科修了後、総合エンジニアメーカーで技術職として活躍した後、2018年、(株)長津製作所に入社。2020年、技術経営に関する知識を学ぶため本研究科に入学。2021年、修了。

この大学院に入学した目的は?

3年前に金型製造会社に入社したのですが、この業界はアジアの新興国の台頭による国際競争が激しく、今後、企業を成長させていくためには、技術力に加えて経営に関する体系的な知識が必要だと痛感しました。そんな時に先輩から勧められたのが本研究科です。中小企業に特化した技術経営(MOT)人材を育成していること、仕事をしながら1年間で集中的に学べること、そして、実務家の先生方が揃っており、仕事に直結した実践力を重視する指導が受けられることを知り、入学することにしました。

この大学院で得られたものは?

講義、ケーススタディ、ディスカッションなどを通して技術経営の知識とロジカルな思考法を養えたことが一番です。特定課題研究では、自社の現状分析と目指すべき姿、それを実現するための機能戦略と組織・制度の見直し、今後の投資、売上利益計画のマスタープランまでを立案することができました。コロナの影響で授業はオンライン中心となりましたが、どんな質問にも即座に的確な答えを返してくれる先生方、1年間、共に学んだ志の高い仲間との出会いと修了後も続く絆は大きな財産になりました。

私のオススメ科目

MOTのための価値経営

企業価値を向上させる方法論を学ぶ科目です。企業価値の算定方法、投資家や銀行の視点を踏まえた上での経営戦略の立て方など実践的な内容ばかりで、課題で取り組んだ事業計画書はその後の実務にも生かされています。

人・組織のマネジメント

人材育成や能力開発、組織開発など、人や組織を成長させるための手法を学ぶ科目。実例をもとにして、人や組織に関する課題の改善策を考えていくのですが、その知識と体験は自社の人事制度の見直しに繋がりました。

中小企業技術経営

技術的なイノベーション、人、組織、情報など、企業経営を網羅的に学ぶ科目。受講中はついていくのに必死でしたが、今思えば、技術経営(MOT)の全体像を頭の中で整理するために不可欠な授業だったと思います。

お金のやりくり法

学費は会社が負担してくれたので、個人的な出費は参考文献の購入費程度で済みました。会社が自分に投資してくれたと捉えていますので、これから結果で返していかなければと思っています。

ある一週間のスケジュール

月・水・木曜日定時に退社して帰宅。夕食を済ませて18:30からの授業に備えます。ほとんどがオンライン授業だったことは残念ですが、代わりに、家族が一緒に夕食を食べる機会は格段に増えました。
火曜日授業のない火曜日は溜まった仕事を処理するために残業。学期によって異なりますが、帰宅後は遅くまで課題に取り組む日が多かったと思います。
金曜日18:30からの授業を受けた後、課題に取り組んでいました。時には会社の同僚や学生時代の友人たちとオンライン飲み会をして気分転換することも…。
土曜日9:30から20:00までみっちり授業(3科目6コマ)。秋学期からはゼミにも配属され、夕方からは隔週で発表・ディスカッションを行っていました。
日曜日日曜日は家族と過ごす時間を大切にしていました。家族の理解と協力がなければ成り立たない1年間でしたから、支えてくれた家族には本当に感謝!です。
問合せ先03-3511-7591(技術経営研究科)ホームページはこちら
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