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大阪経済大学大学院

人間科学研究科

臨床心理学

心理的ウェルネスの増進に応える臨床心理学を考察

社会ライフ

社会医療のスペシャリストを目指す

スポーツ健康

スポーツビジネス、健康関連産業、地域スポーツの指導者などを目指す

人間科学を通じ、多様化する現代社会で活躍する能力を養成

急激な社会環境の変化により、さまざまな現場で人間関係における心の問題が増加している。大阪経済大学大学院では、人間を心理行動面と文化社会面から探究できる幅広い専門知識と豊かな発想力を持った人材の育成を目指し、2006年より人間科学研究科を開設。人間関係をあらゆる角度から研究し、心身ともに健康で幸福な生活を個人と社会の両面から構築していくための知識と技能を身につける。さらに、人間を取り巻くあらゆるバリアを取り除き、対立や不適応から適応と共生への道筋をつけることで、人々がより人間らしく生きられるように支援する。
人間社会の諸問題を多角的に研究するため「臨床心理学専攻」と「人間共生専攻」の2専攻を設置。

【臨床心理学専攻】臨床心理士の第1種大学院、公認心理師対応

臨床心理学専攻では、心の悩みに寄り添い、さまざまな心の問題に対応できる臨床心理士・公認心理師の養成を目標としている。そのために、教育領域、福祉領域、医療領域などの外部での現場実習だけでなく、同学心理臨床センターでの内部実習（心理検査や心理療法）を通して、「高い技能と志をもつ臨床家」の育成を目指す。
院生と教員の距離が近いことが特長で、一方通行の授業ではなく、院生が活発にかかわる少人数のきめ細やかな授業と指導を行っている。さらに、院生らは学外の経験豊富な臨床家らによるスーパーヴィジョンを受けて、力をつける。
臨床心理士第一種指定大学院に認定されており、公認心理師養成のカリキュラムにも対応している。

【人間共生専攻】2コースを設け、人間共生を多方面から検証

人間共生専攻では、「スポーツ健康」と「社会ライフ」の２コースを設置。
スポーツ健康コースでは、基礎的知識はもちろん、スポーツ健康分野の諸課題に学術的関心をもち、問題解決の意欲と行動力をもった人材を育成する。
社会ライフコースでは、社会医療問題に対して健康意識やライフスタイルなど生活を支える視点から総合的に健康問題を解決できる人材を育成する。
同専攻では、現実の社会的ニーズに合わせて、実際の職業現場でのフィールドワークを重視。幅広い関心と疑問を持ちつつ、専門的な知識とスキルを駆使して、社会に役立つプロフェッショナルを育成する。

専任教員の研究テーマ（一部紹介）

発達障害と子どもの虐待について精神分析的心理療法の実践を通して研究/集団精神療法の理論と実践/成長や回復が可能となる環境としての治療共同体に関する研究/メンタルヘルスと心理社会的支援を対人関係精神分析の視点から検討する研究/犯罪・非行の原因・心理の解明/加害者とその家族への心理的支援/オリンピック・パラリンピック、地方創生におけるスポーツ（アーバンスポーツ、ランバイク等）の研究/さまざまな種類のゲームパフォーマンス分析とコーチング資料の確立/スポーツとまちづくりのマーケティング/健康づくり・トレーニングの効果と検証およびプログラム作成/自然災害と関連死、日常生活事故による被害の実態を住環境の視点から研究

社会人比率

人間科学研究科全体
21.05％（19名中4名）
臨床心理　13名中1名　人間共生　6名中3名

同大学調べ（2024年5月）