企業の外国人労働者の雇用増加、日本への留学生の増加、アニメなど日本のポップカルチャーの世界的な人気などもあり、日本語を学びたい人が急増しています。
今必要とされているのは、確かな知識と技術を持って日本語を教えることができる人材です。
文化庁は日本語を教える教員資格を国家資格(登録日本語教員)にすることを決定し、2024年度から制度をスタートさせています。
注目を集める日本語教員は、4年制大学卒業の学位が取得できる大手前大学通信教育部でめざしましょう。
海外で働く場合は就労ビザが必要ですが、その取得には多くの国で4年制大学の卒業が必須となっています。
大手前大学通信教育部を卒業することで、将来の可能性を大きく広げることができます。
文化庁は日本語教員資格を「登録日本語教員」として国家資格にすることを発表しており、2024年度より制度をスタートさせました。
国家資格「登録日本語教員」については、大手前大学通信教育部の日本語教員養成課程が文化庁の審査基準を満たし、国家資格「登録日本語教員」の「経過措置」適用対象となりました。経過措置適用に伴い、本学で日本語教員養成課程を修了し、所定の試験に合格し登録申請することで、登録日本語教員の資格を取得できます。
なお通信教育部は、文部科学大臣の登録を受けた、実践研修と養成課程を一体的に実施する機関をめざしています。(2024年3月末現在)
※文部科学省における審査の結果、予定した実践研修(又は養成課程)が開設できない可能性があります。
国際交流基金の「2021年度海外日本語教育機関調査」によると、世界で日本語を学ぶ学生の数は379万人。
大きく学生数が伸びていますが、日本語教員の数はまだ充分とはいえません。
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教育実習は大手前大学さくら夙川キャンパス(兵庫県西宮市)のほか、東京・名古屋・大阪・福岡の全国5カ所で開講。
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正科生として編入学すると、大手前大学の卒業と日本語教員養成課程の修了がめざせ、四年制大学を卒業している方が科目等履修生として入学した場合は、日本語教員養成課程に必要な科目だけを学ぶこともできます。
正科生、科目等履修生ともに最短2年で日本語教員養成課程を修了可能です。
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日本語教員養成課程に必要な科目以外は、興味がある科目だけを学ぶことができます。
プレゼンテーションスキルや心理学など+αの学びを組み合わせて、生徒の気持ちを理解できる日本語教師や、ビジネスに強い日本語教員をめざすこともできます。
対人スキルを身につけ、心理学の学修をプラスすることで、日本の文化に慣れていない留学生をはじめ、日本語を学ぶ人の気持ちを理解し支援することに役立つことでしょう。