カレッジマネジメント209号
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50リクルート カレッジマネジメント209 / Mar. - Apr. 2018文化服装学院は、1919年に開校した「婦人子供服裁縫教授所」に始まります。1923年にはわが国で最初の服飾教育の学校として認可され、以降国際レベルの著名なデザイナーを始め、30万人以上の卒業生をファッション業界へ輩出、日本のファッション教育をリードする存在として歩んでまいりました。現在は業界全体をフォローする28学科で約3300名の在校生が学んでいます。近年では、4年制大学卒業と同等の高度専門士の称号が付与される「ファッション高度専門士科」「ファッション流通高度専門士科」を設置し、より実践的・専門的な教育を推進しています。また、修了時に「修士」の学位を授与する、ファッション分野では日本で唯一の専門職大学院「文化ファッション大学院大学(通称BFGU)」を開設し、一貫した教育体系を完成しました。私自身は文化服装学院服装産業科を卒業後、同学院の教育専攻科に進学しました。卒業後、38年間の教員生活の中で送り出した卒業生は3000名以上います。特にアパレルデザイン科の担任として過ごした8年間は、学生との距離も近く、大変密度の濃い時間で、その中の多くの卒業生が世界中で活躍していることが、学院長としての今の自分を支えてくれています。その後、ファッション工科専門課程グループ長、文化服装学院副学院長を経て、2017年7月に学院長に就任しました。実践力を磨く多くの企業とのコラボレーション今日のファッション教育の主流を築くまでの背景には、胸囲と背丈の採寸だけで誰にでも合う平面製図を起こせる「文化式原型」を考案したことにあります。そしてヨーロッパの立体裁断の両方を兼ね備えた教育ができるのが、本校の強みです。ファッションに特化した28学科のカリキュラムもどこにも負けないという自負があります。基礎力を大切にするほど将来が拡がるという考え方から、教員が針あいはら・さちこ氏1956年生まれ1974年文化服装学院服装産業科卒業、教育専攻科進学1976年文化服装学院教育専攻科卒業2009年文化服装学院ファッション工科専門課程グループ長2016年文化服装学院副学院長2017年文化服装学院学院長創立100周年に向けて、世界のファッション教育をリードする学院へ文化服装学院 学院長相原 幸子

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