カレッジマネジメント209号
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こころのトス  鮮やかな赤のユニフォーム姿でコートに集まってくれた嘉悦大学・女子バレーボール部のメンバー達。4年生が抜けたあと、現在10名の少数精鋭で頑張るチームを率いるのがキャプテンの西田瑞菜さんだ。「私たちのチームは少人数ですが、全員が寮生活を共にし、とても仲間意識の強いチームです。オンとオフをしっかりと切り分けて切磋琢磨しています」と、現在のチームの特色を語ってくれた。毎年12月に開催される「全日本バレーボール大学女子選手権大会(インカレ)」をはじめ、春季・秋季の関東大学女子1部リーグ、6月の東日本バレーボール大学選手権大会などにおいても数々の優勝実績を持ち、常に優勝争いを続ける強豪チームだ。今では練習プログラムも学生達自身が考え、監督やコーチのアドバイスを活かしながらも「自主性」を重んじた方針を徹底している。「キャプテンとして心がけていることは、常に周りに目を配ることです。後輩達が意見を言いたいときに言える雰囲気づくりも大切にしています。今のチームは『ボールを落とさない!』を合言葉に粘り強さを大事にしています。だからこそ、みんなの気持ちが一つにつながることが大切だと思っています。バレーボール本来の魅力でもあるチームプレーならではの醍醐味。誰かのミスをカバーして支え合うこと、喜びをみんなで共有できることを自分達の強みにしていきたいですね」と、西田さんはリーダーとして想いを話してくれた。西田さん自身は、小学校1年生のときからバレーボールを始め、中学、高校、大学とバレーボール一筋に打ち込んできた。現在のポジションはセッターだが、一時はチーム事情からレシーブの上手さを買われてリベロにコンバートされる経験もしてきた。「少人数だからこそ味わえる貴重な経験がプラスになっています。どんなときでも主体性を持って取り組めば道が開けると思います」。自主性と繋げる意識が生み出す一体感。キャプテンがコートに上げた「こころのトス」が想いの先にある目標をつかみ取らせてくれるはずだ。      (写真・文/西山俊哉)西田瑞菜 さん(経営経済学部経営経済学科3年)学生のリーダー嘉悦大学 女子バレーボール部当代当代Vol.71西田瑞菜さん

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