高校生の皆さんの言う「勉強」というのは、科目の履修なので、授業の内容を理解すること。ですので、「何からやればいいのか」は、とりあえず、その日の授業の内容を覚えているか、理解しているかという「復習」をすることが大事かなと思います。 勉強というのは、机に向かったり、勉強のために費やした時間と、テストの結果が必ずしも比例するものでもないので、なかなか結果が出ないな、と感じる高校生も多いようです。中間・期末といった学校のテストは、授業で習ったことが出題されるので、「ナゼこんな問題が? 」というものはあまり出題されないと考えられます。また、この手のテストは必ず「試験範囲」があるはずです。例えば一学期の中間試験なら、4月~中間試験の直前に終了したところまで、といった具合に、範囲が設定されていると思います。また、教科書の勉強だけではなく、プリントなどが配布されていれば、それがテストのポイントとなる可能性も高いです。よく、勉強は、予習・復習、と言われますが、個人的には、復習のほうが重要だと考えます。ですから、極端に言えば、予習をやるよりも、復習に重点をおいて、今日、授業で習ったことを理解できているか、または忘れずにいられるか、ということが大事なので、あまり初めから"完璧"すぎる目標を立てないほうが良いと思います。まずは身近なことから片付けていってみましょう!
よくあることだと思いますよ。いつも集中力を保っていられれば、皆さん苦労しないと思います。気持ちのどこかで、「まだ時間はあるな」と余裕があるのかもしれません。毎日同じ時間帯に、必ず机に向かう、といったように、習慣づくような計画表を作ってみるのも良いかもしれません。また、勉強する場所が変わると、気持ちが変わるかもしれません。心理学の一つらしいのですが、例えば、身の回りの片づけをすると、自分のインナースペースが整理されて心機一転して作業(この場合勉強)が出来るということがあるそうです。だからということではありませんが、例えば、自宅の机の周りや部屋の配置換えをしてみたり、掃除してみるというのも一つの方法だと思います。机から見えるところに漫画が置いてあったり、机上にケータイがあると、集中が切れてしまった時に脱線する可能性があります。勉強をするのは机、漫画を読むのは居間、というように、自分なりにルールを決めて動いてみるのはどうでしょうか。とは言え、集中力というのは、だいたい50分くらいだと言われていますので、適度に休憩をとってみてください(学校の授業時間と休み時間の配分が、いかに良くできているか納得できます)。
予習は、教科書を一読してから授業に臨むだけでもかなり違うと思います。この予習で、わからないことがあっても落胆する必要はありません。予習の時にわからないことがあれば、授業で解き明かすことができます。
復習は、予習の際にわからなかったことが理解できたか、授業内容をもう一度シミュレーションして思い出し、謎が残っていないかといった確認をするのも良いと思います。
「こうすれば暗記しやすい」という方法は、人によってそれぞれだと思います。物音のしない所じゃないと勉強できない、という人もいるし、電車の中で単語を覚えやすい、という人もいるでしょう。やりかたよりも、集中できる時に暗記しないと覚えられない、ということはあるかもしれません。集中していない時に覚える作業をして、覚えられなかった、ということがあるのかもしれません。他人の勉強方法を参考にして、自分のやりやすい方法を考えて試してみるのも良いと思います。スタディサプリ進路では、先輩の勉強方法についても載っていますので、参考にしてみてください。「覚えかた」についてもコメントが色々と載っています。いろいろと試してみてくださいね!
単語のみ、というのは、なかなか覚えづらいものです。重要構文と一緒に覚えたり、連語で覚えたり、といったように何かとセットで覚えるようにしてみてはいかがでしょうか。単語・熟語と並行して文法、長文を勉強していくというのが理想的です。はじめのうちは、わからない単語が多く辞書を引きながらコツコツやらなければいけませんが、問題文に出てきた単・熟語は、その問題文のイメージとひとつになって記憶として頭に残りやすくなります。忘れてしまったら、そのつど意味をチェックしましょう。
志望校で小論文が課されるのでしたら、過去の出題形式を調べてみましょう。
ただ、こちらについては学校側がどのくらい公開しているかにもよるのですが、過去テーマと何分で何文字なのか、ということだけでもわかれば十分な情報だと思います。
信頼できる先生に添削をしていただいても良いと思うのですが、スタディサプリ進路では小論文対策についてご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
ゼロから始める小論文の書き方
どんな問題が出題されるのかを知るためにも、過去問題が入手できれば解いてみるといった勉強方法は良いと思います。
有名校では、対策本が出版されています。受験用の参考書や問題集で力をつけるということもできると思います。スタディサプリ進路では、先輩オススメの勉強方法と参考書をご紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
1,000円で買える「お役立ち」参考書
部活お疲れ様です! 部活も高校生活の大事な一環だと思いますから、できる範囲で続けていきたいですよね。大学受験には、部活での実績結果(全国大会レベル)を生かして、AO入試や推薦入試など、一般入試とは違う入試方式で受験するという方法もあるようです。国公立大学でも、すべての大学の学部学科とは言い切れませんが、そのような受験枠はあります。実は、部活動に費やす時間についての質問、けっこう多いんですよ。皆さん時間をやりくりしながら頑張っているみたいです。よく、「部活が忙しくて勉強する時間がない」といった質問が来るのですが、部活に時間を費やしながらも勉強時間を確保できる人もいれば、部活に夢中になりすぎて勉強がおろそかになる人もいます。どこが違うかというと、気持ちの切り替えが上手かどうかということと、目標をしっかりもつかどうかということも大きいようです。
ほかにも、時間を費やすよりも、メリハリであるとか、短期集中でやるといったアドバイスをくれている先輩方が多いように感じます。毎日の勉強に費やせる時間を確保して、その中から予定を立てて考えていってみると良いかもしれません。しっかりと時間を管理して勉強する時間を確保して、希望の学校へ進学したいという明確な目標を設定することで適度に休憩をとりながら進めましょう! まだ受験まで、時間はあると思います。例えば、一日1時間でも、二日で2時間ですし、一週間では7時間です。チリも積もれば…ですから、チョットずつでも時間を確保するようにしたいですね。一日の時間というのは、すべての人に公平です。生活習慣を変えるまでは大変かもしれませんが、応援していますので、少しずつ頑張ってください!
まずは描いてみて、その作品を講評してもらいましょう。 講評してもらうのは、学校の美術の先生や画家の方など、美術を専門とする人が良いです。芸大・美大専門の予備校や画塾もあり、そこでも作品の講評を受けることができますし、他の美大志望者の作品も見られ、参考になるでしょう。学校や学科によって描くモチーフや描画時間が大きく異なり、対策も変わってきます。過去の実技試験の内容は必ず確認しておきましょう。
よく、「体育系の学部に、運動が苦手でも入学して大丈夫かどうか」といった質問をいただきますが、体育系の学部だからといって、運動能力が良くなければならないということとは違う場合もあります。 実際に身体を動かすことや運動することが嫌い、スポーツは観るのも嫌いということでなく、興味をもって取り組めるということであれば、十分に勉強していくことは可能なのではないでしょうか。
構成/橋本恭子 デザイン/アトリエあふろ