多様性
子ども
福祉なくしてSDGsは語れない!?

子ども食堂は福祉×SDGsの代表選手!
福祉とは、人を幸せにすること。例えば、各地に広がる「子ども食堂」は、まさに福祉の視点を取り入れたSDGsの取り組みのひとつです。子ども食堂は、企業からの食材の寄付や、地域住民からの野菜や物品の提供、食事を作るボランティア活動など、多くの人々の協力と支援の思いから成り立っている活動で、子どもたちの大切な居場所にもなっています。また、ひとり親家庭や生活に困窮している家庭に、制服や体操着、子どもの衣類等を提供する衣類バンクの活動などもあります。子どもの貧困は“見えにくい貧困”とも言われますが、こうした地域の活動がSDGsの「目標1 貧困をなくそう」や「目標3 すべての人に健康と福祉を」の達成につながっていくのです。

いまからできる!福祉×SDGs行動
子どもたちだけでなく、ひきこもりで孤立している人、高齢者、障がい者などが、人や社会とつながるまちづくりの視点が福祉では大切です。この人間福祉学科でも、ふじみ野市障がい福祉課と協力して障がい者への合理的配慮のための動画を制作したり、障がい者アートを支援したり、ほかにも外国籍の子どもたちの支援や高齢者の介護予防等のボランティア活動を通じて、SDGsの実現に近づけようとしています。もちろん、高校生のみなさんが今日からできる「福祉×SDGs」の行動もたくさんあります!募金する、電車で席を譲る、困っている人に声をかける、献血するといった身近な行動から、被災地の子どもたちを笑顔にする企画を考える、医療用ウィッグになる髪の毛を寄付する、なんて素敵な活動もありますよ。



