明治国際医療大学

SPECIAL INTERVIEW

スペシャルインタビュー 未来の農業を切り拓く、
挑戦者の視点。

新しい農業が、
日本の未来を変える。

野菜農家に生まれ、理工学部で学んだ秋元里奈さん。
社会人になって故郷へ帰ったとき、廃業して荒れ果てた実家の畑を見てショックを受け、
農業の未来に貢献したいと考えるようになったといいます。
2016年に起業して、2017年にはオンライン直売所「食べチョク」を開設。
農業以外の分野からも注目を集める、若きリーダーです。

農業はNow is the time
for farming.
エキサイティングだ!

秋元里奈さんと生産者

秋元 里奈(あきもと りな)

食べチョク 代表 / 株式会社ビビッドガーデン 代表取締役社長

神奈川県の野菜農家生まれ。慶應義塾大学理工学部を卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。新規事業やマーケティング責任者などを経て、2016年11月に株式会社ビビッドガーデンを創業。
2017年に「食べチョク」を正式リリース。3年で認知度/利用率No.1の産直通販サイトに成長。内閣府「規制改革推進会議」、農林水産省「GI学識経験者委員会」「食料・農業・農村政策審議会」の委員、アスクル株式会社 社外取締役を務める。
写真:本人(左)、生産者(右)

SPECIAL INTERVIEWSPECIAL INTERVIEW

SECTION01

「生産者ファースト」を合言葉に。
オンライン直売所を運営。

2017年に立ち上げた「食べチョク」は、食材やお花を生産者から直接購入できるオンライン直売所。現在のユーザー数は140万人で、登録生産者は1万1000軒です。特徴のひとつは、生産者自身で価格の設定ができるところ。できるだけ生産者に利益が還元されるように、この仕組みをつくりました。
国が後押ししていることもあり、昨今は有機農業に注目が集まっています。会社として普及活動に関わる機会も増えてきました。もちろん、食べチョクでも有機農産物を数多く扱っています。ただし、紹介する際は、他の作物と同様、生産者自身の工夫やこだわりを詳しく伝えるよう努めています。私たちの合言葉は「生産者ファースト」。まずは生産者にスポットを当てることを大切にしています。

SECTION02

地域をサポートする事業にも注力。
より多面的な生産者支援をめざす。

最近は、自治体の支援事業にも力を入れています。自治体の中には、たとえば「地域の農産物の魅力を広く伝えたい」とか、「地域の生産者を支援したい」という考えはあるものの、方法が見つからず困っているところもあります。そのような悩みを解決することは、生産者の支援にもつながるはず。食べチョクの運営で培ったネットワークやマーケティング力などを駆使して、課題解決のお手伝いをしています。
2024年には、食べチョクに出品している生産者の食材を使用した冷凍食品サービス「ビビッドテーブル」の事業を始めました。こちらは、「生鮮食品を買っても、調理する時間がない」という消費者の声に応えるもの。社会の多様なニーズを満足させるとともに、販路を広げることで、生産者に貢献したいと考えています。

SECTION03

変革期を迎える農業の世界。
新しいチャレンジの舞台に。

テクノロジーの進化で、農業は変わりつつあります。AIやITで作業が効率化されれば、生産者は付加価値の高い作物の開発や経営戦略に力を注げます。また有機農業にも科学的なアプローチが加わることで、新たな可能性が広がると期待しています。これから農業に携わる人には、ビジネスの視点やテクノロジーを使いこなす力が必要でしょう。変革期を迎える農業には、可能性とチャンスがあります。私たちは、農業はこれからの日本を引っぱる成長産業だと捉えています。
最前線で活躍している生産者の方々とお話すると、いつもその情熱に圧倒され、エネルギーをもらいます。皆さんも、ぜひ生産者の方々に会ってみてください。農業の世界が想像以上に自由でエキサイティングであることを、きっと感じていただけると思います。

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