山口大学、脇田浩二教授(特命)、令和5年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)受賞
(2023/12/25)
山口大学 地域未来創生センターの脇田浩二教授(特命)が、「デジタル社会の基盤情報となった全国地質図の開発」において、2023(令和5)年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を、共同研究者と共に受賞した。
この賞は、我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を行った者に授与されるもの。
脇田教授(特命)は、前所属の産業技術総合研究所において、2002年から『20万分の1日本シームレス地質図』の作成プロジェクトの最初の責任者として、全国の地質図の数値化と統合に取り組み、最初の全国シームレス地質図を作成された。以前の地質図は、有料の紙媒体で、年代や作者により解釈が異なるなど、専門家でなければ利用しづらいものだったが、シームレス地質図は単一の解釈で全国が繋がっており、全て数値化されたことでweb上での閲覧が可能となった。
専門の知識がなくても利用しやすいように工夫を重ねたことや、2011年の東日本大震災を契機として、今では一般の人々にも利用が広がり、土木、防災、観光、農業などの様々な分野で利活用されていることから、今回の受賞に至った。
【関連URL】
●文部科学省webページ「令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等を決定しました」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01224.html
●産業技術総合研究所webページ「20万分の1シームレス地質図」
https://gbank.gsj.jp/seamless/index.html
■詳細リンク先(https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/23914/index.html)
この賞は、我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を行った者に授与されるもの。
脇田教授(特命)は、前所属の産業技術総合研究所において、2002年から『20万分の1日本シームレス地質図』の作成プロジェクトの最初の責任者として、全国の地質図の数値化と統合に取り組み、最初の全国シームレス地質図を作成された。以前の地質図は、有料の紙媒体で、年代や作者により解釈が異なるなど、専門家でなければ利用しづらいものだったが、シームレス地質図は単一の解釈で全国が繋がっており、全て数値化されたことでweb上での閲覧が可能となった。
専門の知識がなくても利用しやすいように工夫を重ねたことや、2011年の東日本大震災を契機として、今では一般の人々にも利用が広がり、土木、防災、観光、農業などの様々な分野で利活用されていることから、今回の受賞に至った。
【関連URL】
●文部科学省webページ「令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等を決定しました」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01224.html
●産業技術総合研究所webページ「20万分の1シームレス地質図」
https://gbank.gsj.jp/seamless/index.html
■詳細リンク先(https://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/23914/index.html)