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金沢工業大学、夢考房エコランプロジェクト「Hondaエコマイレッジチャレンジ」準優勝

(2019/11/28)

金沢工業大学夢考房エコランプロジェクトが、「第39回本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」に参加し、グループⅢで2位になった。



「第39回本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」は、2019年9月28日(土)・29日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。エコランプロジェクトが参加したグループⅢ(大学・短大・高専・専門学校生クラス)は、一人乗りの自作自動車で1周約2.4kmのコースを平均時速25km/h以上で7周走行し、どれだけ少ない燃料で走行できるかを競うルール。



エコランプロジェクトは練習走行、決勝とも規定通り7周を完走し、燃費1686.507km/Lを記録し、グループⅢに参加した66チーム中2位となった。プロジェクトのこれまでの最高記録2,546km/Lには及ばなかったが、昨年度の記録1402.262km/Lを上回る結果を出すことができた。



エコランプロジェクトが使用した車両「Welt(ヴェルト)」のこの大会出場は今回で4回目。エンジン内部のクランク、クランクピン、コンロッドを精度の高いものに交換するなどの改良を加えて今回の大会に臨んだ。



【第39回本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会 グループⅢ 順位】

1位 長野工業高等専門学校 Reginetta 燃費1764.496km/L

2位 金沢工業大学 夢考房エコランプロジェクト Welt 燃費1686.507km/L

3位 八戸工業高等専門学校 自動車工学部NP号Ⅳ 燃費1647.815km/L

4位 名城大学 軻遇突智 燃費1638.968km/L

5位 名城大学 SPICA 燃費1530.114km/L



エコランプロジェクトは1997年に発足し、ガソリンエンジンの燃費向上や小型電気自動車(EVエコラン)の性能向上などをめざして、省エネカーの開発を行っている学生プロジェクト。独自のマシンで大会に参加し、ガソリンエンジンでは燃費2,000km/L、EVエコランでは2時間で80kmの走行を目標とし、設計・製作に取り組んでいる。また、2014年よりエンジンエコランによる世界大会参加を目標に、車体、エンジンの開発・改良を行っている。



■詳細リンク先(https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2019/1001_eco-run.html)