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創価大学、学生が『第56回懸賞論文』で最優秀賞

(2015/6/23)

創価大学経済学部4年の若林勇人さんと新久章さんが共同で応募した論文が、『第56回懸賞論文』の「学生の部」において、最優秀賞にあたる1等を受賞した。

 

『第56回懸賞論文』は、公益法人・みずほ学術振興財団が、日本の未来を担う若い世代を対象に、学術研究の奨励・支援を目的に行っている懸賞論文で、50年の歴史がある。

 

同論文では、「法律の部」と「経済の部」に分かれ、それぞれ3つのテーマから1つを選択して応募する。若林さんと新久さんは、「学生・経済の部」の論題である3つの中から「量的・質的金融緩和の『出口戦略』を考える」を選択した。

 

論文では、「長期国債の売却」、「超過準備への付利引き上げ」、「預金準備率の引き上げ」について分析を実施し、長期金利の上昇を防ぐ方法を提案。審査員からは、高度な定量分析を用いて示している点、具体的な政策提言に結びつけている点など、全般的に論文としてまとまりがあると評価され、1等を受賞した。

 

若林さんは、「論文を書き上げるプロセスや分析の手法を学びました。データの取り方や変数を決めることに多くの時間を費やし、とても苦労しましたが、努力は結果につながることに自信を持ちました」とコメント。

 

また、新久さんは、「論文の作成にあたって、多くの方に支えていただきました。今回の経験を通して、これからの日本経済への危機感、問題意識が芽生えるとともに、さらに金融分野の学問に力を入れようと決意しました」と抱負を述べた。

 

■ニュースリンク先(http://www.soka.ac.jp/news/student/2015/06/10455/)