東京工芸大学、工学部 大嶋正人教授ほか 日本工学教育協会のJSEE AWARD受賞
(2024/10/17)
東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下本学)工学部の大嶋正人教授 を含むグループが、日本工学教育協会において、日常的な工学教育向上活動にて、新しい工学 教育の在り方を示したことが評価され、第12回JSEE AWARDを受賞した。
この賞は、日本工学教育協会が取組んでいる日常的な工学教育向上活動にて、実質・実務的な貢献を行っている個人 および団体に与えられるもの。 東京工芸大学工学部の大嶋正人教授および他大学の教員などによる5名のグループが、第12回JSEE AWARDを受賞した。 大嶋教授らは、2021年に関東工学教育協会の産学協議会にてワーキンググループ「コロナ禍での工学教育の手法、効 果、評価」の委員会を立ち上げた。その委員として、2021年から2023年までにコロナ禍の各大学・企業の取り組み 事例などの収集を行い、新たな教育手法の参考とすべく、初年次教育、ICTの活用、実験実習科目、社員研修の観点で検 討し、大学講義のニュースタンダードをまとめた報告を行った。
この活動が、新しい工学教育の在り方を示し、日本工学教育協会および関東工教へ大いに貢献したことが評価され、 受賞となった。
大嶋教授は、早稲田大学で応用化学を専攻し、1989年から早稲田大学で1年半助手を務めた。1991年から 2002年までは、東京工業大学で助手を務めた後、2002年に東京工芸大学に助教授として入職した。東京工芸大学工学部では、分析 化学の技術を応用した水環境の現状や保全等の研究や計算シミュレーションによる化学反応、物性の詳細の解析をテ ーマに研究している。また、学内では教務部長、FD委員長、大学院工学研究科長を歴任している。
今回の受賞について、大嶋教授は「教務部長を務めていたときのコロナ禍への対応では、感染症が終息するまでには 相応の時間がかかるという見通しに基づき、実験実習まで含めて、可能な限りオンラインに移行するように皆様にお願 いしました。今振り返っても、これはかなりの無茶振りでしたし、大変な苦労を強いられたと感じている先生は少なくな いと思います。ですが、本学の教職員がFD研修会等で報告してくださったさまざまな工夫は、他大学・企業の対応、取 り組み事例と比べても、今後に向けて“手本になる”といってもよい内容が多く含まれていました。この度の受賞は皆様 の取り組みを良い事例として、大嶋が多く報告できたことによるものと感じており、大変感謝しています」と話している。
■詳細リンク先(https://www.t-kougei.ac.jp/activity/pr/uploads/2024/07/tokyokougei_ooshima20240730.pdf)
この賞は、日本工学教育協会が取組んでいる日常的な工学教育向上活動にて、実質・実務的な貢献を行っている個人 および団体に与えられるもの。 東京工芸大学工学部の大嶋正人教授および他大学の教員などによる5名のグループが、第12回JSEE AWARDを受賞した。 大嶋教授らは、2021年に関東工学教育協会の産学協議会にてワーキンググループ「コロナ禍での工学教育の手法、効 果、評価」の委員会を立ち上げた。その委員として、2021年から2023年までにコロナ禍の各大学・企業の取り組み 事例などの収集を行い、新たな教育手法の参考とすべく、初年次教育、ICTの活用、実験実習科目、社員研修の観点で検 討し、大学講義のニュースタンダードをまとめた報告を行った。
この活動が、新しい工学教育の在り方を示し、日本工学教育協会および関東工教へ大いに貢献したことが評価され、 受賞となった。
大嶋教授は、早稲田大学で応用化学を専攻し、1989年から早稲田大学で1年半助手を務めた。1991年から 2002年までは、東京工業大学で助手を務めた後、2002年に東京工芸大学に助教授として入職した。東京工芸大学工学部では、分析 化学の技術を応用した水環境の現状や保全等の研究や計算シミュレーションによる化学反応、物性の詳細の解析をテ ーマに研究している。また、学内では教務部長、FD委員長、大学院工学研究科長を歴任している。
今回の受賞について、大嶋教授は「教務部長を務めていたときのコロナ禍への対応では、感染症が終息するまでには 相応の時間がかかるという見通しに基づき、実験実習まで含めて、可能な限りオンラインに移行するように皆様にお願 いしました。今振り返っても、これはかなりの無茶振りでしたし、大変な苦労を強いられたと感じている先生は少なくな いと思います。ですが、本学の教職員がFD研修会等で報告してくださったさまざまな工夫は、他大学・企業の対応、取 り組み事例と比べても、今後に向けて“手本になる”といってもよい内容が多く含まれていました。この度の受賞は皆様 の取り組みを良い事例として、大嶋が多く報告できたことによるものと感じており、大変感謝しています」と話している。
■詳細リンク先(https://www.t-kougei.ac.jp/activity/pr/uploads/2024/07/tokyokougei_ooshima20240730.pdf)