東北芸術工科大学 芸術学部美術科で、彫刻、工芸、テキスタイルを学ぶ2年生たちが、それぞれ合同展を開催する。



【3コース共通情報】

・会期：2020年1月21日(火)～1月26日(日)

・時間：9:00～17:00

・会場：悠創館 展示室(山形市大字上桜田366)

・入場：無料



《テキスタイルコース「みつめてん」》

テキスタイルコース2年生16名が、様々なテキスタイル作品を展示する「みつめてん」を開催する。会場には、テキスタイルの多角的な価値や魅力を伝えるニット作品ほか、写真作品（テーマ：色を言葉で撮る）、授業の成果物や制作過程をまとめた映像資料、羊毛を使った技法紹介、それぞれの技法で用いる道具、材料など、約230点を展示する。

このコースでは、原料を採取して糸を紡ぐことや、染色で必要な染料を種から畑で栽培することを通して、ものづくりの重要な基礎力を身につけていく。このたび展示を行う2年生は、その基礎力と、様々な素材の特性や活用法の可能性を体感しながら、この展覧会をつくりあげた。



◎ギャラリートーク

何気ない日常生活の中で身近に存在し、生きていく上でかけがえのないテキスタイルという領域を、日常でも改めて感じることのできるような話を聞くことができる。

・日時：1月22日(水)、23日(木) 両日の13:00～14:00

・その他：1月15日(水)17:30～（約20分を予定）編み物をしながら校内をまわるパフォーマンスを実施。





《彫刻コース「愛、告白」展》

彫刻コース2年生9名が「私の好きな人」を共通のテーマに、「愛、告白」と題した彫刻展を開催する。このテーマには、木と金属素材を合わせた素材で制作した「一様ではない愛情の形と表現の多様性」を感じてもらいたいという思いが込められている。「言葉以外の告白方法」として、それぞれ試行錯誤した愛情の表現方法とその魅力を感じ取ってほしい。



◎木片を使ったマグネット制作体験ワークショップ開催概要

会期中の1月25日に木片を使ったマグネット制作体験のワークショップを開催。気軽に自然素材に触れ、楽しむことができる。

日時：1月25日（土）10:00～15:30（所要時間:1時間程度）

会場：東北芸術工科大学「彫刻アトリエ」（山形市上桜田3-4-5）

参加方法：展示会場「悠創館」へ。





《工芸コース「てとてとてと展」》

美術科工芸コース2年生による工芸展「てとてとてと展」を、1月21日(火)より悠創館にて開催する。美術科工芸コースの2年生30名が制作した陶芸「焼き物」、金属工芸「銅鍋」、「七宝」、漆芸「乾漆」、「挽物」、「指物」、「蒔絵」を展示する。工芸の「幅広さ」と、素材からすべて自分の力で作り上げる「手仕事の良さ」を感じることができる。



■詳細リンク先(https://www.tuad.ac.jp/2020/01/83820/)