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東北芸術工科大学、美術科・総合美術コース3年生が、加茂水族館の教育普及プログラムを開発

(2023/7/10)

東北芸術工科大学美術科・総合美術コースの瀬戸けいたゼミ所属の3年生が、鶴岡市立加茂水族館と共に配信型の教育普及プログラムの開発に取り組んだ。



「Art Kamo / アートカモ プロジェクト」と名付けられたこの取り組みは、実際に学生たちが加茂水族館を視察、課題を探すとともに、水族館のスタッフの方々からレクチャーもいただきながら、水辺の命の不思議さ、美しさ、大切さや、水族館の面白さをより良く伝える方法を、アートワークショップのプログラムとしてデザインしたもの。



同水族館へのプレゼンテーションを経て選ばれた2つのプログラムの配信が、5月24日(水)より同館Webサイトでスタートした。大人から子どもまで楽しめる内容になっている。



●Art Kamo (アートカモ)。

水辺の命の不思議さ、美しさ、大切さ。水族館の面白さをより良く伝える技術とは、アートかもしれない。Art Kamoは、加茂水族館と東北芸術工科大学 総合美術コースの学生による、水族館を楽しく学ぶための、ラーニングプログラム。



今年度も、加茂水族館の監修を受けながら、学生たちがアートの視点から、加2つの配信型プログラムをデザインした。ダウンロードして、水族館を楽しく学べる、絵本と図鑑をお楽しみいただける。



Art Kamo

https://kamo-kurage.jp/school/artkamo/



●自分で作るミニクラゲ学習図鑑「Kamopedia(カモペディア)」

カモぺディアはダウンロードして自分で組み立てる、かもすい特製のミニクラゲの図鑑。自分で作ると、海の生き物についての学びも深まる。データをダウンロードし、A4サイズの用紙に印刷するだけ。あとは、半分に折ってノリでつなげていくだけで、おうちでクラゲ図鑑が作れる。



●自分で作る水族館学習絵本「◯◯ってなあに?」

ご家庭でプリントアウト&組み立てるだけ。できた絵本は水族館へ行く時に携行しよう。お子さまの、自然環境や水生生物への関心と学習に役立てることができる。クラゲ 、海ごみ、シロザケ、3つの絵本が作れる。



・鶴岡市立加茂水族館

山形県内唯一の水族館。クラゲの研究・展示で国内のみならず、世界的な評価を受けている。 庄内の海洋生物、水産業や環境問題、地域からの学び、そしてアートや食など、垣根を超えた展示やプログラム。さまざまな視点から、海の魅力と文化を発信し続ける水族館である。



・東北芸術工科大学 総合美術コース Arts and Communication

アートの創造性を活用した、ワークショップ、プロジェクト、ラーニングプログラムを学ぶ。クリエイティブなコミュニケーションスキルを身につけ、アートで社会とコミュニケートする実践の学び場、それが『総合美術コース Arts and Communication』だ。



■詳細リンク先(https://www.tuad.ac.jp/news/events/16734/)