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在校生・修了生インタビュー
関西学院大学専門職大学院
経営戦略研究科
会計専門職専攻(アカウンティングスクール)

  • 会計大学院(アカウンティング)
  • 兵庫県
  • 大学院
新しい可能性を見つけるため
理系から公認会計士へ。経営や意思決定、税務などに深く関わる会計に魅力を感じた。

大久保 飛鳥さん(25歳)

2021年3月に大阪大学基礎工学部を卒業後、同年9月に関西学院大学アカウンティングスクールに入学。2023年9月修了。公認会計士試験に合格し、2024年2月大手監査法人に入所。

アカウンティングスクールへの入学の動機は?

以前から経済・経営に興味を持っていたことから理系大学院進学に違和感を覚え、転科を考えるように。会計は税務や経営、意思決定にも深く関わり、幅広い分野と結びついた学問であること、また学位のみのMBAとは異なり、公認会計士の資格取得もめざせる点に惹かれ、アカウンティングスクールへの入学を決めました。関西学院大学を選んだのは入試もカリキュラムも初学者がフォロー可能な設計がされていて安心して学べると思ったから。経営戦略研究科らしく企業経営を広く学べる点も魅力でした。

実際に学んでみてどう感じたか?

学者と実務家の先生では会計事象を捉える深度が異なるなど、各先生が会計基準や情勢をどのように見ているかを知ることができ、受験対策単体では得られない学びがありました。なかでも学者の先生方からは会計基準が設定された背景や議論の詳細までを教えてもらえ、より深い理解につながりました。一方で、企業の内部統制を作成するワークなど、実務を掴める機会も多かったです。修了後に監査法人や実務補習所等で多数の本学出身者と出会え、卒業後も続く人脈を得ることができました。

私のオススメ科目

財務会計事例研究

実際の企業の有価証券報告書を用い、税金や引当金、監査など毎週異なる論点についてグループで議論し、発表を行います。一方通行ではない大学院ならではの講義スタイルがとても楽しく、説明能力が培われました。

監査基準論

監査に関するミニテストやクイズが多数出題されるなど、専門用語が多く難解な監査について初学者でも理解しやすいように設計された授業でした。暗記のための語呂合わせなども教えてもらえ、受験に役立ちました。

会計基準論

毎週出される課題をこなし、最後には論述と会計処理を織り交ぜた難易度の高い期末試験がありました。論述の基準が設定されている背景や理由なども問われるので、会計士試験の論述対策として重宝しました。

お金のやりくり法

一人暮らしで大学院と予備校に通っていたので、経済的な負担は大きかったです。マンション警備の夜勤などで予備校のローンと生活費を稼ぎ、大学院の授業料はベーツ1種奨学金で半額給付いただき、やりくりしました。

ある一日のスケジュール

6:00マンション管理の夜勤から帰宅し、就寝。
夜勤のある生活はとてもハードだったので、途中からはマンション管理の仕事は辞め、日本学生支援機構奨学金を利用するようになりました。
12:00起床、大学院へ通学。
省庁、司法書士、上場企業経理、経営者など様々なバックグラウンドを持つ社会人学生や留学生との交流を通じて、人間関係や視野を広げることができました。
16:00大学院での講義を終え、受験予備校の授業が始まるまでカフェで休憩。無理をすると継続できないことを経験したので、しっかりと休みを取り、自分に対するハードルを低くコントロールするように努めました。
18:00予備校に通学し、当日の確認テストについて勉強。その後、3時間授業を受講。
22:00予備校から移動し、そのままマンション管理の現場に直行。管理の仕事の合間を見て勉強。
3:00集中力が切れるタイミングで、仮眠や散歩。学習範囲が極めて広いため、完璧主義でやっていると失敗します。分からなくてもある程度で次に進み、能率よく勉強するように心がけました。
問合せ先0798-54-6572(経営戦略研究科事務室)ホームページはこちら
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