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在校生・修了生インタビュー
名古屋外国語大学大学院
国際コミュニケーション研究科

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専門性を高めるため
実践的に学んだ英語指導法を、自分の授業に取り入れ、指導力を高めています

西村 安里子さん(35歳)

大学を卒業後、英語の教員になる。指導力を向上させたいと考え、2020年に名古屋外国語大学大学院に入学。1年間のアメリカ留学を経て2023年3月に修了。研究成果を活かし高校で勤務を続けている。

授業・研究の魅力

本学の指導で特徴的なのは、『ワークショップ』と『アクションリサーチ』の授業です。『ワークショップ』では豊富な経験をもつ先生方が、英語教育の様々な指導方法を教えてくださり、それをその場や受講生の各職場で実際にトライします。そのフィードバックを『アクションリサーチ』で行い、上手くできた点やできなかった点などをディスカッション。中学・高校や大学、幼稚園、英会話教室などで教員をしている院生や、担当教授からいただくアドバイスは、指導力を高めるためにとても役立ちます。

授業・研究と仕事との関係

授業で仲間とディスカッションしたり、様々な英語教授法を学んだりするなかで実感するのは、「人とのコミュニケーションが成長速度を高める」ということ。その気づきを自分の仕事に取り入れ、生徒同士による1~2分間の英会話を、授業中に何度か繰り返し行うようにしました。そうしたところ授業が活性化し、生徒の「学んだ知識を活用しよう」「自ら発信しよう」という意識が高まりました。大学院での学びや気づきを、仕事ですぐ活かせることが、働きながら大学院で学ぶメリットだと感じています。

私のオススメ科目

英語教育法研究V、VI (Action Research)

様々なワークショップで得た知識やスキルを仕事で実践し、その報告会を行います。そうした体験から得た学生個々の知見を、皆で共有することで視野が広がり、指導方法の幅も広がりました。

英語教育法研究XIII (Introduction to Action Research Methods)

教育全般や英語指導に関する様々な論文を読み、そこに書かれていることを実践することで学びを深めていきます。教育方法や調査方法に関する幅広い知見を、自分の授業で活用できるようになります。

英語教育法研究II (Second Language Teaching)

第二言語教育について学ぶ科目。授業の実践の仕方や評価の仕方などを学ぶことができます。受講することで自分の指導方法を見直すことができ、指導方法の引き出しも増えると感じています。

お金のやりくり法

働きながらでも学びやすいことが、本学を選んだ理由の一つです。入学金と授業料は貯金や月々の給与から捻出していますが、給付型奨学金制度も利用しているため、授業料が減免されて助かっています。

ある一日のスケジュール

6:00起床。授業は土曜日と長期休暇に開講され、仕事と両立しやすいことが本学の魅力です。授業がある土曜日には6:00に起床。この日は8:30から教材や映像資料をチェックするなど、ワークショップの準備をしました。
9:00~12:15『ワークショップ』に参加。英語指導方法に関する講義を受講しました。担当の教授によって、ロールプレイング形式の授業だったり、講義形式の授業だったりと、様々なスタイルで学びます。
13:00~15:00『アクションリサーチ』に参加。この日は私の学校で録画した自分の授業を皆に視聴していただき、上手くできた点とできなかった点をディスカッション。貴重な意見やアイデアをたくさんいただきました。
19:00~23:00授業の振り返りと復習に取り組みました。仕事がある平日は、通勤時の勉強も含めて約3時間、週末は4~5時間学習しています。キャンパスの図書館に書籍を借りに行くこともあります。
問合せ先0561-75-1740(日進キャンパス大学院事務室)ホームページはこちら
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