在校生・修了生インタビュー
聖徳大学
通信教育部 心理・福祉学部
心理学科
- 心理・人間
- 千葉県
- 通信制
- 専門性を高めるため
- 働く人のメンタルヘルス支援に携わり、自分らしく働き、生きることをサポートしたい
猪股 和佳奈さん(31歳)
一般企業で働く中で、メンタルヘルスに関心を持ち、公認心理師・臨床心理士の資格取得を決意。2019年10月に3年次編入学、2022年3月卒業。卒業後は東京大学大学院に進学し、修了。
働く人のメンタルヘルス支援のため、心理職を目指すことを決意
友人や同僚など多くの人がメンタルヘルスの問題に悩む姿を見てきました。どうすれば生き生きと働くことができるのか。その答えを探す中で出会ったのが、臨床心理学。働く人のメンタルヘルスを支援したいと考え、心理職に転身することを決意しました。働きながら学べる通信制大学の中でも、最短2年の公認心理師対応カリキュラムで学べる聖徳大学へ入学する道を選びました。2年で必要単位を修得しましたが、関心のある科目を履修するため、2年半で卒業。目標だった大学院合格も実現できました。
聖徳での幅広い心理学の学びが大学院の学修・研究につながる
卒業後は東京大学大学院で学修・研究を続けています。修士1年の今は、臨床の現場に出るベースを作っているところ。今後は産業領域の心理職を目指し、働く人のメンタルヘルス支援の中でも、レジリエンス(心の回復力)について研究を深める予定です。自分らしく働き、生きていくことをサポートしたいと考えています。こうして夢を追いかけられるのも聖徳での学びがあったから。幅広い心理学を網羅的に学び、大学院での研究や実践の基盤を得られたことは、とても貴重な経験だったと感じています。
私のオススメ科目
心理演習 【スクーリング】
アサーショントレーニングやロールプレイング、グループワークなどを通して、心理職に必要な態度やスキル、考え方を広く学べた科目。多角的なものの見方、自身の考えの癖など多くの発見がある濃密な時間でした。
心理的アセスメント II ・ III 【スクーリング】
心理的援助の重要な柱である「心理的アセスメント」。問題を抱えるクライエントの問題を「見立てる」とは、どういうことかを理解できました。臨床で使われる心理検査や知能検査を具体的に学べ、興味深かったです。
発達心理学 I 【テキスト/スクーリング】
人の発達を科学的に学修。発達においては、個人の要因だけでなく、社会の影響も大きいということが印象的でした。近年注目されている「大人の発達障がい」といった社会問題について考えるきっかけになった科目です。
お金のやりくり法
大学院進学後の学費や生活費を貯金するために、フルタイムの仕事と学びを両立。学費がリーズナブルだったことも、聖徳大学を選んだ決め手のひとつです。学費や教科書代などは、これまでの貯金から捻出しました。
ある一日のスケジュール
7:30 | 起床。聖徳に入学する前に、思い切って前職を辞め、勉強と両立できるような残業のない仕事に転職。出勤は遅めだったので、朝の時間も有効に使うことができました。 |
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8:30~9:30 | 早く起きられた日は、自宅やカフェで出勤前に勉強。入学時に2年で卒業するために作ったスケジュール表で進捗状況を確認しながら、学修を進めました。計画性を持って取り組むことが、卒業のためのコツだと思います。 |
10:30~18:45 | 平日はフルタイムで勤務。職場の協力もあり、休みを調整してスクーリングや実習に参加。心療内科で行った「心理実習」の巡回指導では、聖徳の先生の的確なアドバイスがとても心強かったですね。 |
19:30~21:30 | 退勤後、週3~4日は図書館やカフェで2~3時間勉強。テキスト通読やレポート作成、科目終了試験の勉強など、月2~3科目に取り組んでいました。大学院入試のために、英語の勉強や論文の精読もしていました。 |
22:30 | 帰宅後は、ゆったりと過ごす時間と決めていました。大学院入試前には単位を取り終えるスケジュールで学び、入試の3ヵ月前からは入試対策に集中していましたね。 |
24:00 | 就寝。疲れた時は無理せず勉強を休む日もありました。仕事と学びの両立には、リフレッシュを忘れずに無理せず日々取り組むことが大事。土日のうち、1日は勉強、1日は友人と遊ぶなど、メリハリをつけて学びました。 |
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