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在校生・修了生インタビュー
日本工業大学専門職大学院
技術経営研究科

  • MOT
  • 東京都
  • 大学院
専門性を高めるため
自社の新たなビジネス展開を考えていくために技術経営を体系的に学ぼうと思いました

弟月 英児さん(42歳)

(株)住田光学ガラスにて、LED光源、医療分野向け電気機器の設計などに携わっていたが、2016年、営業部門に異動。2022年、技術経営を学ぶため本研究科事業創造コースに入学。2023年、修了。

この大学院に入学した動機は?

100年の歴史がある光学ガラスメーカーに勤務していますが、技術職から営業職に異動になり中期経営計画にも関わらせていただく中、自社の今後の在り方を考え、その発展に貢献していくためにも技術経営を体系的に学びたいと考えるようになりました。社内の勉強会で本研究科の清水先生のお世話になった際に感じた高い視座と指導力に感銘を受けて入学を決意。また、実務家の先生方が多い本研究科なら私が学びたいポイントを的確に押さえた実践的な指導が受けられるということにも惹かれました。

この大学院で得られたことは?

自分にとっての「当たり前」が誰にとっても当たり前ではないということに気づいたことが大きな一歩でした。一緒に学ぶ多業種の方々の視点は新鮮でディスカッションの度に発見がありました。また、技術経営への知見を得ていく中で「自社の技術のコアは何か」を深く考えられるようになり、その具体的な展開策として新たな社内の研究部門「光応用技術部」を立ち上げることができました。自社への貢献度はまだまだですが、本研究科で学んだことを生かして大きな成果をあげられるようにがんばります。

私のオススメ科目

経営システム構築

予習・復習が必須だったため、非常に大変でしたが「技術経営を学んでいる!」と実感できた科目です。授業に出てくるフレームワークを用いて自社を分析する課題があり、改めて自社を見直す機会にもなりました。

ビジネスモデルとビジネスプラン

架空の会社の新たな方向性を探りながらビジネスモデル、ビジネスプランの策定手法を実践的に学ぶ科目。グループごとに案を作成するのですが、自分には考え付かないアイデアをもとに行う議論がとても有意義でした。

技術戦略と技術マネジメント

道具・技能・技術をそれぞれに定義づけしたうえで、その活用の仕方を学ぶことができた科目です。技術に関する戦略と、技術の維持・共有化・発展を図るためのマネジメント手法に対する理解が深まったと思います。

お金のやりくり法

学校の費用については交通費を含めて会社が負担してくれたので非常に助かりました。1年間、仲間たちとの交流の時間は非常に大事でしたので交際費は増えましたが、そこは家族も納得してくれました。

ある一日のスケジュール

6:00起床。通勤は自転車で15分のため7:00までが子どもと遊ぶ貴重な時間でした。遊ぶ時間が少ないことへの申し訳なさから、おもちゃを買ってあげることが多い1年になりました(笑)。
7:30出社。限りある時間で業務をこなすため、その日のスケジュールを決めるのが朝イチの日課になりました。福島県にある工場や日本各地の取引先への出張もあり、移動中は先生に紹介された本を読んでいました。
16:00退勤。会社に許可を得て少し早めに大学院に向かいます(17:30着)。授業開始までの1時間は自習室で講義の予習をしていました。
18:30授業。平日は週3日、土曜日は終日の授業に出席。出張先ではやむを得ずオンラインでの参加になりましたが、そうでなければ緊張感の中で学べる対面式授業を受けるようにしていました。
21:40授業終了。熱い講義やグループディスカッションの余韻に浸りながら飲み会に参加することもありました(軽く1時間程度です)。
24:00帰宅。その日の授業で学んだことを忘れないように少し復習しておき、25:00に就寝。本格的な復習や課題に取り組むのは授業のない日の夜や週末でした。
問合せ先03-3511-7591(技術経営研究科)ホームページはこちら
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