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在校生・修了生インタビュー
名古屋商科大学ビジネススクール
マネジメント研究科 名古屋校

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新しい可能性を見つけるため
高い視座から社会やビジネスを見通せるようになりたいと考えていました

三原 与周さん(47歳)

東京大学大学院工学系研究科修了後、三菱重工業に入社。宇宙開発事業に携わっていたが経営知識を養うため2021年4月本研究科に入学。2022年9月早期修了(EMBA)。2023年から米国三菱重工業に勤務。

この大学院に入学した動機は?

入社以来、ロケットの設計やプロジェクトマネージャーとして宇宙開発事業に携わってきましたが、次第にエンジニアとしての知識や思考だけではなく、宇宙ビジネスをトータルに見渡し分析する力を身につけなければ世界(特に米国)とは渡り合えないという危機意識を持つようになりました。そこで、働きながらMBAの取得を目指そうと決意し、国際的な認証機関から評価され、米国のビジネススクールに匹敵する教育の強度と双方向型のケースメソッドに魅力を感じた本研究科で学ぶことにしました。

この大学院で得られたことは?

自分の核となっていた技術系の知識やエンジニアとしての経験に加えて、経営管理手法や経営戦略の策定に必要なビジネス知識と実践力を獲得できたと感じています。また、学友たちとのディスカッションを通して得られた多様な視野や考え方、対話力・プレゼンテーション力は、MBA取得を機に拠点を移した米国での投資事業開発の業務においても非常に役立っています。さらに、18か月間、強度の高い学修環境の中に身を置き、それをやり切ったことへの自信は何物にも代えがたいものだと思っています。

私のオススメ科目

Strategic Thinking

経営戦略の基礎を学ぶ科目です。フレームワークを用いて実際の企業の成功または失敗のケースを多面的に分析するのですが、自分が経営者ならどういう判断を下すかを考えることで新たな視点が養われたと感じています。

Behavioral Economics

企業が意思決定をする際にロジックだけではなく、人間の心理的な要素も関わってくるという観点から経済学の理論を再構築する科目。上司や役員を説得するためには何が必要かを考えるヒントを得ることもできました。

Organizational Behavior & Leadership

人事制度の設計やチームマネジメント、リーダーシップの在り方などを学ぶ科目です。世界的に高い評価を受け続けているアニメ制作会社を支えている原動力とは何かを皆で考えるなど楽しみながら学べる授業でした。

お金のやりくり法

学内の奨学金の給付条件を満たすために努力し、無事にクリアすることができました。また、1年半で早期修了ができ、教育訓練給付制度も活用したため自己負担はあまり多くありませんでした。

ある一日のスケジュール

6:00起床後、週末の授業に向けて予習を開始。同じケースを2回ないし3回は読み込んでいました。コロナの影響で在宅勤務が多かったのですが、出社する日は7:30に家を出発します。
8:00始業。当時は次世代の小型ロケットの開発業務に携わっており、関係機関との折衝や自社内でのシステムコンセプトづくりを取りまとめるプロジェクトマネジメントをしていました。
18:00終業。当時は独身でしたが(現在は妻子あり)料理をすることが嫌いではなく、帰宅後に自炊をする日もありました。
20:00本格的な学修モード。ケースの読み込みと並行して教授の推薦図書や自分で探した関連図書にも目を通しながら、授業前日の金曜日までにはレポートを仕上げていました。
25:00ようやく就寝です。仕事で疲れすぎた日などは、もっと早く床に就くこともありました。
問合せ先052-203-8111ホームページはこちら
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