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在校生・修了生インタビュー
東京医療保健大学大学院
医療保健学研究科

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 東京都
  • 大学院
専門性を高めるため
深く掘り下げたいテーマを研究するために進学。想定以上の成果を得ました

原田 美佳穂さん(33歳)

埼玉医科大学看護学科卒業後、東京医療保健大学助産学専攻科に入学し、卒業後に総合周産期母子医療センターへ就職。育児休暇中に本大学院医療保健学研究科助産学領域に入学。2024年に修了。

大学院で得られたこと

臨床の場でケアを提供する立場として、その行為の根拠や意味をしっかり学び直したいと思ったことが進学の理由の一つ。また後進への指導のために、教育に関する知識も得たいと考えていました。大学院のクラスには様々な診療科で経験を積んだ方が在籍しており、そうした仲間とのディスカッションを通して、日頃の業務だけでは得られない貴重な知見が得られました。また多くの論文を読み、先生から指導を受けることで最新の医療知識が得られるとともに、クリティークする力が高まったと感じます。

授業・研究と仕事との関係

私の研究テーマは、日頃の業務に関わるD-MER(不快性射乳反射)に関することでしたが、入学当初に自分が想定していた以上の研究成果が得られました。医療現場でも今後のさらなる研究が期待されている分野なので、大学院での研究で得たデータや知見を、自分なりに職場で活かしたいと考えています。また授業を通して、教育に関する知識も深まりました。職場で後輩や実習生などを指導する際に、当人の能力をより引き出す接し方をするよう、これまで以上に気を配っていきたいと思っています。

私のオススメ科目

研究特論

自分の研究テーマに沿って研究をした科目。研究手法の考察や論文執筆、発表などの各過程において、教授と繰り返しディスカッションすることで思考力や考察力が磨かれ、プレゼンテーション力もつきました。

助産学特別研究 

複数の教員の指導のもとで、多面的な視点から研究姿勢を学べる科目です。研究の立案から成果の公表まで一連の研究過程について考察することで、研究能力が高まっていくことを実感できました。

臨床教育方法特論

臨床と同様に、教育の在り方や手法は時代とともに変化しています。この科目で教育の変遷から最新の教育、成人教育に関する知見などを学んだことで、後輩や実習生との関わり方について指針が明確になりました。

お金のやりくり法

教育訓練給付制度を利用したほか、本学から支給される「研究補助費」を活用し、研究費に充てました。またキャンパス内にあるプリンターを使用させていただくなどして、出費を極力減らしていました。

ある一日のスケジュール

5:45起床し身支度を整えて出勤。子どもがいるため、夫の協力を仰ぎながら仕事と学修を両立させています。シフトによって勤務時間や勤務日などは異なりますが、この日は休日の夫に育児を任せて出勤しました。
6:15ゆとりをもって早めに出勤し、始業時間前に予習・復習したり、論文を読んだりして過ごします。大学院で学んでいることについては、近しい関係の仕事仲間には伝えていました。
8:30始業。大学院での学修を始めてから、仕事に対する集中力は以前にも増して高まりました。勤務時間内に効率よく仕事が運ぶよう配慮し、勉強時間を確保できるよう心掛けています。
17:00業務を終了し、退勤。買い物をしながら自宅に戻って家事を行い、食事をすませます。子どもたちとふれ合える家族との食事時間などは、とても大切にしています。
21:00子どもたちを寝かしつけた後、課題や論文を作成するためパソコンに向かいました。日々の生活のなかで、育児の合間時間を見つけて学修時間を工面する習慣が定着しました。
0:30就寝。課題や論文を提出する前などには睡眠時間を削って机に向かいますが、通常は午前0時前後には寝ることにしていました。大学院での学修は短期勝負ではないので、健康管理にも気を遣いながら学んでいます。
問合せ先03-5421-7685(医療保健学研究科 入試事務室)ホームページはこちら
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