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日本女子大学大学院

理学研究科

数理・物性構造科学専攻/物質・生物機能科学専攻

数理・物性構造科学

数理、自然、社会現象の諸問題を、数学、情報科学、物理学から探究

物質・生物機能科学

化学、生物学の側面から、無機・有機物質、細胞、個体等の機能を探求

基礎から最先端まで実践的に研究する2専攻からなる理学研究科

日本女子大学の大学院は、1961年に米国のロックフェラー財団の支援を受け、家政学研究科（児童学専攻、食物・栄養学専攻修士課程）を設置。創立者 成瀬仁蔵の「女子総合大学」構想に基づき、現在では大学の家政学部、文学部、人間社会学部、理学部、国際文化学部（2023年開設）、建築デザイン学部（2024年開設）、2025年に開設する食科学部の全学部に対応する、家政学研究科、人間生活学研究科、文学研究科、人間社会研究科、理学研究科、建築デザイン研究科を設置している。2025年には7学部16学科、6研究科17専攻を擁する女子総合大学として、文理融合の多様な教育環境を推進している。

深い探求力と自由な発想力

日本女子大学理学研究科には数理・物性構造科学専攻と物質・生物機能科学専攻がある。前者には数理構造部門、情報システム構造部門、構造物性部門があり、数学、情報、物理を基軸とした研究を行う。後者には物質機能部門、細胞分子機能部門、生理分子機能部門があり、化学、生物を基軸として分子レベルまでの研究を行う。いずれの部門でも基礎から最先端までの研究を行っており、社会に出た後に、論理的な思考法と確かな技術に基づいて実践できるように学ぶ。学際的な時代に対応するために、2つの専攻間で専攻を越えた講義の受講、意見交換ができる環境を作っている。深い探求力と自由な発想力を身につけて、社会に踏み出すことを目指す。

広範で高度な教養をもつ高度専門的職業人、研究者を養成

【数理・物性構造科学専攻】数理構造部門、情報システム構造部門、構造物性部門を設置。数学、情報科学、物理学を基軸とした研究を行っており、科学者・技術者として活躍するための専門性を深め、さらに理論と実験のそれぞれの面から研究・開発を推進できる能力をもつ人材を養成する。
【物質・生物機能科学】物質機能部門、細胞分子機能部門、生理分子機能部門を設置。物質科学および生物科学が対象とする広範な教育研究分野の中で、機能という共通の断面で物質科学・生物科学をとらえ、無機物質、有機物質、細胞、個体などの機能を広範囲にわたり探求していくことのできる人材を養成する。

2024年度研究分野

[数理・物性構造科学]数学解析(偏微分方程式)/薄膜・表面界面物性/応用物理学/天文学/ソフトウェア情報学基礎理論/光物性/代数学/幾何学/情報通信ネットワーク/理論物理学/バイオインフォマティクス/デバイス関連化学/解析学基礎(確率論、エルゴード理論)/シンプレティック幾何/統計科学/センサーネットワークシステム/数論的代数幾何学 [物質・生物機能科学]有機合成化学/物理化学/デバイス関連化学/応用微生物学/進化生物学/有機化学(構造有機化学)/形態・構造植物分子・生理科学/分析化学(X線分光学)/遺伝学/無機環境化学/分子生物学/動物行動学/生態・環境/発生生物学 他

大学院修了者就職先

日本製鋼所/ニデック/小松製作所/アンリツ/ソニー/日本電信電話/日本銀行/野村総合研究所/東京都庁/花王/協和キリン/テルモ/日本ヒューレット・パッカード/日本食品分析センター/人間文化研究機構　他

同大学院調べ（2024年3月理学研究科修了者から抜粋）