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在校生・修了生インタビュー
法政大学経営大学院
イノベーション・マネジメント研究科
イノベーション・マネジメント専攻

  • MBA
  • 東京都
  • 大学院
新しい可能性を見つけるため
ビジネス視点から医療課題を解決へ導き、多くの人々のウェルビーイングに貢献したい。

松葉 佳織さん(40代)

医学部卒業後、眼科専門医として活躍。家業の眼科クリニックや、医療系企業の経営にも携わる。2022年4月同大学院イノベーション・マネジメント研究科に入学。2024年3月修了。

実践的なカリキュラムでMBA取得が目指せる学修・研究環境

臨床医として、眼科の医療課題に取り組んできました。治療提供者だけでなく、異なるアプローチでも医療課題の解決を試みたい。その目標実現のためには医学の知識に加え、ビジネスや経営の視点が必要だと考え、大学院進学を決意しました。イノベーション・マネジメント研究科を選んだ決め手は、組織行動やリーダーシップを専門とする高田朝子教授の存在でした。他にも、さまざまな専門領域の教員による指導が受けられることや、実践力を重視したカリキュラムがあることも、決め手になりました。

臨床経験に基づく医療課題の戦略的解決策を生み出すプロジェクト

修士論文にあたる「プロジェクト」では、革新的かつ実現性のあるビジネスを生み出す構想力が求められます。私がテーマとしたのは、臨床経験に基づく医療課題。効果的な疾患啓発活動や治療法普及の仕組みの創出に取組みました。大学院で培った人的ネットワークを生かし、多様な支援や応援を受けることが出来ています。2023年度優秀プロジェクトに選ばれたことも自信になりました。今後もイノベーティブな戦略を実践し、より多くの人々のウェルビーイングに繋がる医療を提供したいと考えています。

私のオススメ科目

プロジェクト(ゼミ)

ビジネス課題を多角的な視点で検討し、課題の解決や戦略の立案を行います。2年次に年3回実施される発表会では先生方のアドバイスに加え、同期の多彩な視点・アプローチにも触れられ、気づきや刺激を得られました。

経営戦略論

講義で経営戦略の理論への理解を深め、グループでケース討議を展開。経営戦略やそのリスク、データ分析手法などを具体例を通して学び、ビジネスモデルの創出に必要な知識とスキルを体系的に身につけられました。

ロジカル・シンキング

論理的な仮説検証の思考方法、フレームワークを学べた科目。自分の考えやプロジェクトで取り組む課題などを整理できたことはもちろん、他者の思考を理解する論理思考の技法も習得できたことは大きな収穫でした。

お金のやりくり法

眼科医として得た収入を学費に充てていました。厚生労働省専門実践教育訓練給付金の制度を活用している同期も多かったですね。大学独自の奨学金制度など経済的負担を軽減できる制度も整っていました。

ある一日のスケジュール

7:00起床。睡眠時間はしっかりと確保し、仕事や夕方からの授業に備えます。夜の方が時間を取りやすいので、平日は終業後や授業後を予習・復習、課題に取り組む時間としていました。
9:00外来での診療。勤務先と相談しながら、平日に休みを充てたり、夕方以降はスケジュールを空けたりなど学修・研究の時間を捻出しました。
13:00昼休憩。ランチを取りながら、テキストや資料を読み込むこともありました。
14:30外来での診療。複数のクリニックにも勤務し、それぞれの経営や組織、マネジメントに触れられたことは、大学院で得た理論がどう実践されているかを知る上で得がたい経験でした。
18:00診療終了後、大学院へ。移動の電車の中では授業の予習・復習をしていました。授業は平日夜間と土曜日に開講されているので、仕事と学修・研究を両立できる環境。主に平日2日+土曜の授業を取っていました。
18:30~22:00授業。同期は30~50代と幅広く、ほとんどが実務でマネジメントに携わっていました。多彩な考えを持つ同期と切磋琢磨でき、修了後も続くネットワークを得られることも社会人学生が集まる大学院ならではの魅力です。
23:00帰宅。授業のある日は帰宅後2時間ほど、授業のない日や土曜日は4時間ほど授業の予習・復習や課題に取り組みました。
25:00就寝。2年間は学修・研究に集中するため、娯楽を少しセーブしていましたが、週に1日は休息できる日を作り、メリハリを付けていました。大学院での学びは、他に代えがたい素晴らしい時間だったと思います。
問合せ先03-3264-4341(イノベーション・マネジメント研究科担当)ホームページはこちら
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