研究科・学科・プログラムTOP

東京女子大学大学院

人間科学研究科

博士前期課程　人間社会科学専攻　グローバル共生社会分野

グローバル社会

グローバル社会の問題点を国際関係論の観点から研究

地域共生・平和共生

米国・東アジアの地域研究、多文化共生論、平和教育学等を研究

共生経済

経済思想、公共政策論、環境経済学、開発経済学、国際金融論等を研究

共生社会

国際社会学、福祉社会学、労働社会学、文化社会学等を研究

グローバルジェンダー

領域横断的にジェンダー平等の実現方法を探る

高次の教養を備えた研究者・専門家の育成を目指す大学院

同大学院の目的は、高次の教養を備えた研究者・専門家の育成。この目的のもと同研究科では、自らの研究テーマを追究するためのコースワークと共に、隣接分野を理解し、視野を広げるための領域横断的なプログラムを数多く設置している。
また、同大学院は小規模であること、及び女性教員が多いことが特徴。それは教員と学生の距離を縮め学生相互の関係を深めるという大きな利点となる。その結果、研究への意欲を高め、研究を継続する力となり、優れた研究成果を生み出すことに繋がっている。
更に身近にいる女性教員は、研究者や専門的職業人として、将来自分がどのように生きていくのかを考える上で貴重なロールモデルになる。

国際関係論、経済学、社会学、ジェンダー研究を融合し追究

■分野の特徴
同分野では、グローバル化の矛盾が顕在化する今、国家・民族・階級・宗教・ジェンダー・南北（先進国と発展途上国）などのさまざまな境界を越えて、人々が平和に共生できる社会の創造を、国際関係論・経済学・社会学・ジェンダー研究の学問領域を融合させた学際的アプローチにより構想する。

学生が職業を有している等の事情により、標準在籍期間である2年間を超え、課程を修了することを希望した場合、履修期間を3年又は4年とすることができる長期履修制度についても準備。
上記の制度を利用することにより、社会人として働きながら学ぶことを希望する学生に対しても門戸を開いている。

新たな共生社会を構想し実践する力を養う、5つの研究領域

同分野は5領域から構成される。
○グローバル社会
グローバル共生社会の構造と動態を国際関係論の見地から研究。
○地域共生・平和共生
世界諸地域の共生について地域研究・平和学の見地から研究。
○共生経済
経済学の考え方を用い持続可能でインクルーシブな経済のあり方を研究。
○共生社会
社会学の理論と分析を用い共生社会のあり方を研究。
○グローバルジェンダー
領域横断的にジェンダー平等の実現方法を探る。
上記に必要な『基礎科目』と共に『専門科目』として「領域別共生研究」「グローバルジェンダー研究」「共生社会拠点実習」を設置。
「共生社会拠点実習」は、国際機関、公共機関、NGO/NPO等での実習・成果発表をサポートする科目となる。

授業科目

人間社会科学基礎論●国際コミュニケーションワークショップ●論文作成・プレゼンテーション技法●論文指導演習●グローバル共生社会論●グローバルジェンダー分析●基礎研究(グローバル社会：国際関係論/国際機構論/国際法、共生経済：ミクロ・マクロ経済学/社会統計学/経済思想、共生社会：社会学原論/社会文化論/質的調査/多変量解析)●地域共生研究(アメリカ/東アジア)●平和共生研究(多文化共生論/平和教育学)●共生経済研究(公共政策論/環境経済学/開発経済学/国際金融論)●共生社会研究(産業と労働の社会学/観光学)●グローバルジェンダー(仕事と家族/社会福祉/コミュニケーション/開発と平和構築/比較ジェンダー研究)●共生社会拠点実習

在籍学生数

人間社会科学専攻グローバル共生社会分野　
11名

2024年5月1日現在