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上智大学大学院

神学研究科

神学専攻（博士前期課程）/組織神学専攻（博士後期課程）

組織神学

カトリック教会における司祭の養成、体系的なカトリック神学の研究

聖書神学

聖書研究の方法論を身に付ける

キリスト教教育

基礎的な神学理論を踏まえながら実践的な司牧のあり方についての研究

宣教実務

教会における奉仕の現場に携わる人々の養成

カトリック神学の研究－伝統と刷新－

カトリック神学は、2000年の歴史を持つ学問である。同研究科はこの神学を基礎的・中心的研究対象とするとともに、世界的視野の下で、他の思想・文化・宗教との対話の重要性にも注意を払っている。前期課程では、カトリック教会の教授資格を目指してカトリック神学を体系的に研究する組織神学コース、聖書研究の方法論を身に付ける聖書神学コース、全人教育に資するキリスト教人間学を多角的に研究するキリスト教教育コースおよび教会での奉仕の現場にたずさわる人々の養成を目指す宣教実務者コースを設置している。また後期課程では、教育訓練も組み込んでおり、教会に貢献できる人材養成を主目的としている。

キリスト教の基礎知識と教養を身に付け、現代社会に貢献する

キリスト教に関する専門科目をカトリック神学の伝統に基づいて包括的に開講する。教義神学、歴史神学、倫理神学、教会法、典礼学、霊性神学、旧約・新約聖書学、ギリシア語・ヒブル語などの古典語、および教育やパストラルケア、キリスト教文学、キリスト教と他宗教とのかかわりなどの実践神学科目である。博士前期課程では、30単位以上の履修、論文執筆、そして総合試験の合格によって、修士(神学)の学位が取得できる。さらに、組織神学コースは、教皇庁立学位授与機関として認可されており、所定の試験に合格すれば、全世界のカトリック教会に共通のSTB、STLの学位が取得できる。

アクセスの良いキャンパスと充実した設備環境

同研究科は都心でアクセスの良い四ツ谷駅から徒歩5分の場所に位置している。学内には、言語教育研究センターや展示スペース、800人規模の大教室および研究室や教室を含むソフィアタワー、人文・社会系および理工系の図書約110万冊と雑誌約1万1,000タイ トルが配架されている図書館、学生食堂やカフェテリアなど学生のための食事施設が6ヵ所など、設備も充実している。また、学内のランゲージラーニングコモンズ（LLC)では、授業以外での語学学習の充実を図るためのさまざまなサービスが提供されている。語学学習に役立つ書籍の貸出やDVDの視聴、自宅でできるE-learning教材の無料提供、英語学習のための専門のアドバイザーによる学習相談がある。

授業科目一覧

【博士前期】キリスト論特講（キリスト論と三位一体論）/教会論/入信の秘跡/聖餐の秘跡/ゆるしと叙階の秘跡/結婚の秘跡/基礎神学/恩恵論/マリア論/エキュメニズム/日本キリスト教史/教父学/東方キリスト教学/教理史/現代カトリック教義学/キリスト教ラテン語原典研究/キリスト教教育/キリスト教文学/宗教倫理思想/平和学/キリスト教音楽美学/聖書神学/モーゼ五書/詩編と知恵/預言者/パウロ/新約文献/倫理神学/社会倫理/教会法/ゆるしの秘跡の司牧/宣教学/典礼神学/典礼と霊性/現代の霊性/現代司牧の諸問題/パストラル・ケア/修士論文【博士後期】組織神学/旧約聖書/新約聖書/倫理神学/実践神学/霊性神学/教会史/キリスト教思想/キリスト教人間学

在学生数

神学専攻（博士前期課程）：5名（男性4名、女性1名）、組織神学専攻（博士後期課程）：3名（男性1名、女性2名）

同学調べ（2023年5月1日現在）