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愛知県立大学大学院

看護学研究科

看護基礎科学

生体科学・健康科学的アプローチによる研究方法を学ぶ

総合看護学

看護教育、看護技術、看護管理に関するエビデンス構築方法を学ぶ

臨床看護学

がん・急性期・小児・家族看護に関する研究方法、高度看護実践を学ぶ

広域看護学

地域・国際・老年・精神看護に関する研究方法、高度看護実践を学ぶ

ウィメンズヘルス助産

ウィメンズヘルス・助産学に関する研究方法、助産専門職について学ぶ

学際的研究の発信と高度専門職を育成する「看護学の知の拠点」

少子高齢社会の到来や技術革新など、医療の現場が多様な変化を見せている今、看護へのニーズが質量ともに高まってきている。平成21年に愛知県立大学と統合して新たなスタートを切った看護学研究科では、「看護学の知の拠点」を目指し、その研究成果を発信するとともに、高度専門職を育成することによって地域社会に貢献し、また人間の尊厳を基盤とする「成熟した共生社会の実現」を見据えて、保健・医療分野での協同と連携を推進している。

多彩なコース（研究・専門看護師・認定看護管理・高度実践）開設

博士前期課程は12の研究分野で構成され、エビデンスを構築するための方法を学ぶ研究コースを開設している。また、看護管理学研究分野には認定看護管理者コース、成人慢性期看護学研究分野（がん看護）、小児看護学（家族看護）、老年看護学（老年看護）及び精神看護学（精神看護）研究分野では専門看護師を養成するコース、ウィメンズヘルス・助産学研究分野には高度実践コースを開設している。後期課程には、看護学分野を設置。臨床ケアシステム、家族ケアシステム、周産期ケアシステムなど7つの専門科目を中心に、看護ケア基礎科学と共同して看護実践の質向上に貢献する優れた看護学基礎研究・応用研究を実施できる構造である。

平成29年度博士前期課程修了者の学位論文テーマの一例

回復期リハビリテーション病棟に配属された中堅看護師の専門性を認知する体験と看護実践の変化／自閉症を伴う在宅重度知的障害者の母親が子どもの肥満を容認するに至ったプロセス／就労初産婦の妊娠期の心身の変化により生じた就労上の困難とその対処／回復期リハビリテーション病棟の高齢者への退院支援における困難とその対応ｰ後方支援病床および併設サービスを持たない医療機関に焦点を当ててー／呼吸音及び腸蠕動音の聴取が必要な場面における入職から3年目までの看護師の思考と実施の判断に影響する要因／職場復帰を目指す同種造血幹細胞移植患者が直面する問題と対処プロセス/妊婦の葉酸摂取に影響する要因の検討