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田園調布学園大学大学院

人間学研究科

心理学専攻

公認心理師

体系化された公認心理師カリキュラムで、受験資格取得をバックアップ

臨床心理学

臨床心理学の理論を学び、グループワークなど実践的な学習も行う

カウンセリング

グループワークなどを通じてカウンセリングの方法や姿勢を身につける

精神医学

各種精神疾患に関する診断、治療、研究などについて学ぶ

産業・労働心理学

働く人のストレスに関する研究動向を理解し、臨床心理学的介入を考察

心理学をはじめ、「人間学的発想」と「省察的実践」も重視

1967年の開学以来、「これからの福祉、保育、教育を担う人材育成」を使命に高度な教育を行ってきた田園調布学園。建学の精神である「捨我精進」に基づき、平成27年には人間学的学識を基盤とした専門的人材養成を行う大学院人間学研究科子ども人間学専攻を開設した。そして2019年4月、DVや児童虐待、依存症、ハラスメントやいじめ、育児放棄、不登校などの社会課題を受け、同人間学研究科において新たに「心理学専攻」をスタートさせる。同専攻では、心理学の専門知識はもちろんのこと、「人間学的発想」と「省察的実践」を重視。心理領域の枠を超え、福祉や保育、教育領域の専門家とも連携・協働できる公認心理師を養成していく。

人間学的学識に基づく心理支援専門職“公認心理師”の養成

心理支援専門職養成の立場から“公認心理師養成カリキュラム”を取り入れ、従来の人々の多様姓、多元性を尊重し心理的困難を抱える人々の障がいや疾患といった部分にのみ注目するのではなく、これらを抱えて生活する存在である人間全体に着目し心理支援に活かしていくことを教育研究上の理念としているところに大きな特色がある。このような新しい視点に立った人間学的学識に基づく実践は、質を問われる対人支援の領域において高度で知的な素養となりうるものである。心理支援の専門的知識を学修するとともに深い人間理解に基づいた実践的技能や倫理観を養い、公認心理師として臨床実践ができる人間性豊かな高度心理支援専門職を養成する。

平日夜間・土曜開講。社会人でも無理なく研究に没頭できる環境

心理学専攻の講義は、平日は18:20から、土曜日は9:00からスタートする。職業を有しながら高度な教育が受けられるため、大学院で学んだことを昼間現場で実践し、夜に課題点の分析、改善点の議論を行うことも可能だ。また、1年次から基礎科目等と並行して実施される「研究指導」では、自分自身が興味関心を抱いている研究テーマに取り組むこともできるため、日々の実践のなかでデータを収集・分析し、現実に直面している“課題”を解決することもできる。また、同大学院は、社会福祉士、保育士や教員免許等の養成課程をすでに有しており、これまでのノウハウを生かした実習環境を提供し、学生個々の技術・能力を飛躍的に伸ばしていく。

●開講科目一例

人間学総論/人間学研究法/心理的アセスメントに関する理論と実践/心の健康教育に関する理論と実践/心理支援に関する理論と実践/家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践/精神医学特論/リハビリテーション心理学特論/コミュニティ臨床心理学特論/認知行動療法特論/臨床心理学特論/公認心理師総合演習 I /公認心理師総合演習 II /保健医療分野に関する理論と支援の展開/教育分野に関する理論と支援の展開/福祉分野に関する理論と支援の展開/司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開/産業・労働分野に関する理論と支援の展開/心理実践演習I/心理実践演習II/心理実践演習III