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立教大学大学院

異文化コミュニケーション研究科

言語

英語・日本語の教育・研究や言語習得、認知言語学、社会言語学等

通訳翻訳

通訳翻訳の理論・教育・歴史、視聴覚翻訳、翻訳テクノロジー等

異文化

アイデンティティ、多文化共生、言説分析、各種コミュニケーション等

サステナビリティ

グローバル・スタディーズ、国際協力・開発、地域研究、歴史学等

言語と文化と自然を繋ぐ新たな異文化コミュニケーション学の構築

多文化・多言語が共存する今日の国際社会において、人類の平和と持続可能性(サステナビリティ)の追求に欠かせないものは、異なる文化的背景をもつ者同士のコミュニケーションである。このような視点から、世界の多様な文化の存在を「異質性」として認識するとともに、自然環境をも「他者」としてとらえ、人間との共生を図る対象として考察する。同研究科では、多民族、多文化、多言語共生の実現、さらには、その持続可能性に関する考察の枠組みを提供する「新たな知の体系」である新しい異文化コミュニケーション学について、様々な切り口から学ぶことができる。

従来の学問的な枠組みにとらわれないアプローチの実践

複雑化する世界で生じている諸問題に向き合い、共生社会の実現と持続に寄与するためには、領域横断的な分析と思考を展開し、それを行動に結び付けていくことが必要である。本研究科は、主体的に判断し行動する研究者の育成をめざし、「言語コミュニケーション」、「通訳翻訳コミュニケーション」、「異文化コミュニケーション」、「グローバル・コミュニケーション」という4つの領域を設置しているほか、「通訳者・翻訳者養成プログラム」、「TESOL-Jプログラム」のように、専門的知見と実践する力の双方を養成するプログラムを展開。これら4領域を研究することにより、持続可能な未来に向けた新しい異文化コミュニケーション学を構築していく。

プロの通訳・翻訳者を養成するプログラムも展開

通訳翻訳教育に関する理論と実証研究データに基づく体系的なプログラムの下、通訳翻訳サービスに関する国際規格の遵守を求める組織や現場で活躍できる通訳・翻訳者の養成をめざしている。そのため、通訳翻訳の高度な専門的スキルを修得するだけでなく、ISOなど国際規格が求める通訳・翻訳者コンピタンスとして不可欠なテクノロジー・ツールの活用能力、リサーチ力、クライアント対応能力、プロジェクト管理能力などの開発、職務倫理の理解、理論と研究に関する知識を涵養するカリキュラムになっている。現場で実際の通訳翻訳プロジェクトに取り組むためのサービスラーニングやインターンシップの機会も設けている。

学べる内容

研究指導演習/修士論文指導演習/Master's Capstone Project/言語教育研究基礎論/通訳翻訳研究基礎論/コミュニケーション研究基礎論/異文化コミュニケーション研究基礎論/グローバル文化研究基礎論/サステナビリティ・コミュニケーション研究基礎論/調査研究方法論/Japanese Education System and English Language Education in Japan/Teaching English Speaking/Listening to Japanese Students/Teaching English Reading/Writing to Japanese Students/言語コミュニケーション研究特殊講義/言語コミュニケーション理論/言語教育研究特殊講義/言語教育理論/Japanese Communication Style/Japanese Culture:From Observation to Assimilation 等

修了者の就職先状況

就職40％、進学20％、その他40％

同学調べ(2022年度修了者10名)