研究科・学科・プログラムTOP

東京理科大学大学院

経営学研究科

技術経営専攻

イノベーション経営

イノベーションに必要な様々なマネジメントを網羅的に学べる。

新事業創造プロセス

新事業創造のプロセスや課題、その解決策を学習できる。

R&Dマネジメント

研究開発マネジメントの基礎知識やその応用法を学べる。

経営学基礎

マネージャーが必ず理解しておくべき理論やフレームワークを学べる。

大型の経営課題の解決

ゼミでの1年半にわたる研究と修了ペーパーの作成を通じて養える。

学生平均年齢は40代前半、理系出身も数多く学ぶビジネススクール

MOTでは最古参のうちの一校であり今年で開設20年目。1000名近い修了生を輩出し、ベンチャーの創業者や大企業の役員として活躍する修了生等も存在。MOTとは、技術経営の略。MBAとの違いの一つは、所属学生の多様性。文系だけでなく理系出身者も数多く入学するMOTでは、学生の職種や所属業界が、営業や人事、金融や商社等だけでなく、生産やR&D、ものづくりやIT等にも活発に拡張し、多種多様な業界・職種の学生が集う。理科大MOTの場合、平均年齢40代前半の社会人が働きながら通うビジネススクールであるため、学生の多様性は更に拡張。年齢層は3-40代が中心でありつつも、20代後半から60代へと拡がり、職歴や職位の面でもバラエティに富んでいる。

学生の「多様さ」と「経験の豊富さ」を全面に活かしたプログラム

同じテキストを使用した同じ科目名の講義でも、講義の質は学生の発言やレポートによって大きく変化。同大学院の最大の強みは、所属する学生の豊富な実務経験と多様性。ゆえに理科大MOTでは、全ての科目において、この強みを全面に活かす工夫や仕掛けを展開。学生の発言次第で結論が変わるマルチエンディング型ケーススタディ、自らの実務や自社事例を題材にしたレポートによる議論、経営者を招聘したゲスト講演における学生との議論時間の大量確保。これらはその工夫の一例だ。科目構成でも、所属学生の特徴を深く考慮。例えば、理系出身者の多さを念頭に置き、経営学初学者を想定した基盤科目とイノベーション関連の専門科目を充実させている。

実務や実業に直結する卒業ペーパーを、1年半かけて研究し、作成

理科大MOTでは、ゼミナール関連の演習科目は必修。全員が1年次の後半から専任教員の研究室（ゼミ）に所属し、技術経営に関連する研究を行い、その成果を最終提出物であるグラデュエーションペーパーへと仕上げていく。ペーパーといっても所謂学術論文とは異なる。学生自身の実務に関連する課題、所属する部門や企業、業界や地域が抱える課題をテーマに設定し、その原因分析や解決策考案を試みるペーパーが多数派だ。マネジメントに関連する課題を1年半もかけてじっくり研究する機会は、日々の仕事の中では中々得られない。それゆえに研究の成果が現実の改革に繋がるケースも多く、大型の経営課題を解決する能力を養う稀有な機会にもなっている。

授業科目の一例

技術経営入門／イノベーションと科学技術／組織と人事／経営戦略とマーケティング／イノベーションのための財務会計／研究開発マネジメント／イノベーションを生むデザイン・デジタル戦略／技術経営ものづくり／ICTとクラウドビジネス／地域産業資源と伝統技術／科学技術・産業政策／産学官連携イノベーション展開／技術経営知財戦略／イノベーションを生む競争政策／スタートアップサイエンス／情報アナリシス／企業・経営者倫理／技術経営マーケティング／フィンテック戦略／実践M＆A戦略／経営理論概要／海外展開基礎理論／ものづくり産業特別講義／先端科学技術特別講義／実践CXO・起業家ケーススタディ１・２・３

所属業界・年齢

製造業54％、情報通信業11%、金融・保険業5%、サービス業55%、卸売・小売業4%。その他21%は教育、建設、不動産、医療など多様な業種の学生が在籍。年齢層は20代3%、～34歳4%、～39歳22%、40代53%、50歳以上18%。

同大学院調べ（2022年、2023年の入学生）