大学 大学院 TOP基礎ガイドTOP基礎ガイド(STEP5) ●お役立ち記事一覧 通信制大学・大学院ガイド MBAガイド MOTガイド 知的財産系大学院ガイド 会計大学院(アカウンティング)ガイド 経済・経営・商学系大学院ガイド 法科大学院(ロースクール)ガイド 法・政治・政策系大学院ガイド 心理・人間系大学院ガイド 教育系大学院ガイド 福祉・医療・健康・生活系大学院ガイド 社会・国際・環境・文化系大学院ガイド 文・語学・宗教・歴史系大学院ガイド 芸術・工芸・デザイン系大学院ガイド Web・映像・アニメ系大学院ガイド 情報・IT系大学院ガイド 理学・工学・農水産系大学院ガイド 建築・土木系大学院ガイド 土日や夜間で学べる大学院ガイド サテライトで学べる大学院ガイド 長期間でマイペースに学べる大学院ガイド 1年以内で修了できる大学院ガイド 奨学金制度がある大学院ガイド 大学・大学院用語集 さて、行きたい大学・大学院も見つかり、受験までのスケジュールも立てたら、後は試験対策。社会人入試は受験生の負担が少ないとはいえ、やはりしっかりした対策をとっておかないと確実に合格を狙うのは難しい。そこで、大学・大学院ぞれぞれの社会人入試攻略のツボを解説! 研究計画書 面接 小論文 志望理由書&面接 小論文 英語 英語 専門科目 専門科目 志望理由書は、自分の仕事や関心事(問題意識)と志望する学部とのつながりをできるだけ具体的に書こう。4段落構成で考えると作成しやすい。まず、第一段落には志望動機を書く。なぜ社会人になってから大学を受験しようと思ったか、その理由を社会経験と結びつけて示す。第二段落では、大学に入ってから学びたいこと、第三段落ではその大学(学部・学科)を志望した理由を書く。ここで注意したいのは、第一・第二段落の内容と第三段落とが矛盾しないようにすること。第一・第二段落で書いたことがその大学で実現できないのでは意味がないからだ。そして、第四段落では、大学で学んだことを卒業後どのように社会に還元していくかを書く。面接はこの志望理由書をもとに行われる。志望理由書に書いた自分の関心事に関する書籍を数冊読んでおくと、面接での受け答えに厚みを持たせることができる。 ●志望理由書のPoint 大学進学の動機、大学へ入ってから勉強したいこと、その大学の志望理由、卒業後の進路・抱負などを4段落に分けて説明。段落ごとに分けたほうが読みやすい。 文末に読点やカギカッコが来たらどうするかなど、基本的な文章のルールを忘れている人は、基本的な文章の作法について一度しっかり確認しておくようにしよう。 独りよがりの文章にならないように気をつける。また、間違った敬語表現を避けるためにも、文章は敬体ではなく常体で書くようにしよう。 ●面接のPoint 面接は志望理由書をもとにして行われるので、出願時には必ず志望理由書のコピーをとり、面接前にしっかり読み直そう。また、大学のカリキュラムについてもある程度調べておこう。 面接では基本的に会話のキャッチボールができるかどうかがチェックされるだけ。社会人としての常識や学びたいことがはっきりしていれば、必要以上に構える必要はない。 文章は言葉を知っていないとうまく書くことができない。まずは自分のボキャブラリーを増やすことを念頭に置いて、新聞や本をたくさん読むことが大切。それらを読むときには、辞書や用語辞典などを近くに置いて、知らない言葉があったらすぐにチェックするようにしよう。また、読み手にとってわかりやすい文章を書くことも重要なポイント。書いたものを人に読んで評価してもらうトレーニングをすると効果的だ。 ●小論文のPoint 小論文の一般的な構成は序論・本論・結論。作文と違って、自分の感想を述べるだけではダメで、序論に対する根拠が必要になる。 いきなり書き始めるのではなく、まずは構成を練る時間をとることが必要。また、最後の10分はなるべく推敲の時間に当てる。 学部の社会人入試では長文問題が中心に出題される。まずは過去問題を大学から取り寄せて、実際に解いてみよう。長文が全く読めないようであれば、中学レベルから英語を復習し直す必要があるということ。損場合は、文法問題集(中学レベル)を1冊こなすのがいい。英文を読むために必要な文法の力が不足していると感じる人は、長文問題を解くときにわからないところがあったら、適宜文法の参考書で確認するようにしたい。また、英語長文の読解力は日本語の力があるかどうかにもかかわってくる。小論文同様、日本語の語彙を増やしていくことも有効な手段。 合格・不合格を分ける最後の決め手は単語・熟語量。さらに英作文が出題される場合には、構文をできるだけ多く暗記しておくことも大切。 ●英語トレーニングのPoint 単語は、なるべく長文を読みながら覚えられるような問題集を使って勉強しよう。そのほうが効率よくインプットできる。 長文和訳練習用のノートを1冊用意する。左側には問題の英文を写し、右側に訳を書き込んでいこう。 多少複雑な長文になってしまうと読めなくなってしまうという人は、とにかく多くの英語長文に触れるようにしよう。 編入学試験や学士入学試験の場合は、専門科目が重視されることがあるが、学部の社会人入試では専門科目を課すところはまずない。ただ、その分、小論文に専門性の強い出題をする大学が多い。ただし、それほど深い専門知識が求められるわけではないので、『日本の論点』や『朝日キーワード』などで時事問題をチェックしたり、専門分野の概論書や入門書を読んでおく程度で十分に対応できる。その場合、無理して難しい本を選ぶのではなく、あくまでも自分の読みやすい本を選んで買うようにしよう。また、理系の学部では、数学・理科といった科目を課すところがある。高校の教科書などで基礎を復習しておきたい。 編入学や学士入学の場合は、専門分野の理論について出題されることがある。専門分野の概論書を2冊用意し、その2冊をまとめながら、答案作成練習と専門用語のノート作りをするといいだろう。 予備校は孤独な社会人受験生の相談相手にもなってくれる 社会人受験生の場合、学生時代と違ってまわりに相談できる人が少ない。そのため、ちょっとしたことでもどうしたらいいのかわからなくなり悩んでしまいがち。WEBや書籍などで情報収集するだけでは心許ない場合もある。また受験対策にしても非効率的になりがち。そのため、無駄な不安を感じたり、遠回りな受験対策を重ねるリスクを解消するためにも、予備校を利用してみるのがおすすめだ。最初は試しに短期の講座を受けてみるだけでもOK。なにより、受験に関するいいアドバイザーになってくれるので、志望校選びから、試験の直前対策まで頼りになる存在になるはずだ。 [社会人のための大学・大学院用語集]を読む << TOPへ戻る