法・政治・政策系大学院の特色
法律や政治など公共の課題に取り組む 研究者や政策立案者を育成する大学院
法・政治・政策系大学院とは、法学や政治学に関する研究者、あるいは中央官庁や地方自治体などで政策立案に取り組む公務員、NPO・NGOなどで活躍する人材、シンクタンクの研究員やジャーナリストなどの養成をめざす大学院。従来型の法学研究科、政治学研究科などに加え、最近では、法・経済・政治などの学問分野を横断した公共政策、公共経営系の大学院も増えてきている。これらの大学院では、出身学部などのバックグラウンドを問わず幅広く学生を受け入れ、国や社会が抱える問題を大局的、多角的に分析し、解決するための政策立案能力を育成する教育を行なっている。
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法・政治・政策系大学院はこんな人向き!
- 政策立案能力を高めたい公務員など
国あるいは地方の行政における課題はますます複雑化している。こうした課題に対応する能力を養うため、法・政治・政策系大学院で学ぶ現役公務員、公務員・議員志望者は多い。現役議員が学んでいるケースも。
- NPO、NGO、国際機関などで働きたい人
NPO、NGOのリーダー層、あるいは国際機関等の専門職には、法律や政治経済、政策立案に関する高度な専門知識が求められる。こうした仕事へのキャリアチェンジ、キャリアアップをめざして法・政治・政策系大学院で学ぶ人も多い。
- 法律や政治、政策に関する研究者をめざす人
大学やシンクタンクなどで法律や政治に関する研究に携わりたい人にとっては、該当分野の大学院で専門性を深めることは重要なプロセス。その場合、関連分野の学部で学んだ経験などのバックグラウンドは必要だ。
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