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在校生・修了生インタビュー
岐阜女子大学大学院
文化創造学研究科
デジタルアーカイブ専攻

  • 情報・IT系
  • 岐阜県
  • 通信制
新しい可能性を見つけるため
好きな歴史文化の分野で、セカンドキャリアを築くために進学しました

有井 弥生さん(53歳)

名城大学短期大学部商経科卒業後、金融機関他に勤務した後、ハローワーク岐阜八幡に勤務しつつ岐阜女子大学大学院で学び2023年に修了。同年に仲間と一般社団法人を設立し運営している。

大学院を目指したきっかけ

自分の可能性を広げるために、これまで複数の資格を取得してきましたが、今後の自分のコアになるスキルを身につけたいと考えたことが大学院進学のきっかけです。キャリア教育や雇用に関する仕事に長く関わってきた私にとって、人材育成関連の業務が“仕事の柱”。それに加えて、元来好きだった歴史・文化の分野をもう一つの柱にしたいという思いがあり、デジタル・アーキビストの資格取得を目指しました。地域の歴史・文化に対する研究において実績があることも、本学を選んだ理由の一つです。

大学院で得たもの

修士論文作成の際、地域の文化財保護協会や郷土史家の方々と交流したことがきっかけとなり、様々な研究活動やイベントにお誘いいただけるようになりました。また担当教授には修了後も研究に関する助言をいただいたり、行政機関の方を紹介いただいたり、いまだにお世話になっています。そうしたネットワークを得られたことや、学位と資格を得られたことが、大学院で学んだことで得た収穫。研究活動を通じて歴史・文化に関する仕事にもご縁ができ、セカンドキャリアを確立する目途も立ちました。

私のオススメ科目

アーカイブ研究III ~オーラルヒストリー研究~

個人の経験や組織の歴史などを聴き取りし、記録を作成・保存・活用することがオーラル・ヒストリーの主な目的です。スクーリングに参加して学び、その利点や問題点、プロセスなどを包括的に学ぶことができました。

実践研究II ~飛騨高山匠の技デジタルアーカイブ~

2日間にわたって飛騨高山に行き、講義を受講するとともに現地文化財のデジタルアーカイブを体験。地域の歴史文化に対する理解を深めました。現地の方に直接お話を伺えたことは、貴重な学びになりました。

デジタルアーカイブ演習 ドローン演習

スクーリングでドローンの概要や法規制、リスク等の講義を受けた後、実際に飛行させて撮影するなど実技を行いました。スクーリングでは全国から来ている方と直接話ができるので、とても良い刺激になります。

お金のやりくり法

娘たちの学費の支払いが終わった時期だったので自分の学びに力を入れ、夏冬の賞与の一部を授業料に充てました。子どもの大学の学費と比べると安価なうえ内容も充実していたので、学費以上に価値のある2年間でした。

ある一週間のスケジュール

月曜日当時の勤務先ではキャリア教育や雇用支援などの業務に携わっていました。この月のシフトは8:45~16:15までの勤務。帰宅後にプライベートで行っている地域活動の仲間とオンラインミーティングをしました。
火曜日6:00に起床して車で出勤。仕事を終えて17:30頃に帰宅し、先週末に行ったスクーリングの事後課題を書きあげるため、必要な情報を収集してから取り掛かりました。この日は課題制作に3時間ほど費やし、24:00頃に就寝。
水曜日仕事から帰って子どもたちと夕食を食べた後、20:00頃から机に向かいました。前日から取り掛かった事後課題を仕上げてインターネットで提出。翌日の仕事の用意を済まして25:00頃に就寝しました。
木曜日仕事を終えて帰宅し、21:00頃から学修。週末のスクーリングで提出する事前課題に取り組みました。仕事と学修の両立はたいへんでしたが、好きな分野を学ぶことはとても楽しく、毎日が充実していました。
金曜日仕事と学修を両立させるポイントは、「完璧を目指さない」こと。どの科目も成績優秀であることを目指すのではなく、2年間で修了することと資格取得を目標にしていました。帰宅後、事前課題を仕上げて就寝。
土曜日家を7:00に出発。早めにキャンパスに着いて予習をし、事前課題を提出して午前中に2コマ、午後に3コマの授業を受講しました。授業後、教授に学修上の疑問を質問。いつも親切に対応していただけました。
日曜日この日もスクーリングで5コマの授業を受講。事後課題を確認して18:00過ぎにキャンパスを出ました。その後、同級生とカフェに入り、授業内容に関して情報交換をしました。
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