研究科・学科・プログラムTOP

法政大学大学院

法務研究科

法律科目全般

法律基本科目、実務基礎科目、基礎法学・隣接科目、展開・先端科目

クリニック

実際に紛争の現場に身をおく

ローヤリング

クライアントとの面接や相手方との交渉を疑似体験的に学ぶ

エクスターンシップ

学外の法律事務所や企業などで実務を体験する

複雑化する社会にこたえ柔軟な思考力を持つ法曹を育てる

司法制度改革の一環として発足した法科大学院は、専門知識を身に付けるだけではなく、幅広い視野と柔軟な思考力を養うべく実践的な教育を取り入れ、理論と実務のバランスが取れた法曹を育成することが求められている。 法政大学法務研究科（法科大学院）は、こうした司法制度改革の理念を踏まえ、経験・実績の豊かな教授陣による少人数教育、先進的な実務教育、多様なカリキュラムと高度な設備という万全の体制で、新たな教育に取り組んでいる。 優れた人間性と高度な専門知識を備え、複雑化する現代社会の法律問題に対して柔軟かつ適切に対応できる、創造的応用力を持った法曹を養成している。

法律学の基礎から応用までを少人数教育で

同研究科は法律学を実生活に応用し、現代社会に生じる多様な法律問題に対して適正かつ迅速に対応できる、創造的応用力を備えた市民のための法曹の養成を目的としている。そこで各種法律学の基礎をしっかりと学んでもらったうえで、これを応用し、各種法律学上の多様な論点について、多角的な観点から分析して論理的に結論を導き出し、結論とその理由を的確に表現する能力の育成に重点をおいた教育を実施している。法曹資格取得に必要不可欠な法律基本7科目（憲法・民法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法）については、１クラス10名程度を標準とした、少人数による双方向型の授業によって、基礎から応用まで学べるようになっている。

多様な法律専門職に対応し得るカリキュラム

同研究科では、法律基本科目群、実務基礎科目群、基礎法学・隣接科目群、展開・先端科目群から成るカリキュラムは、理論と実務の有機的な関連に向けた一貫した方針で貫かれている。実定法学の基礎を系統立てて学習できる体制を強化し、並行して他の科目群の一層の充実を図る。また、研究能力が高く優れた業績を持つ多数の教員を擁しており、裁判官、検察官、国内外の弁護士などの経験者で、司法研修所や大学での教育実績や優れた研究業績を持つ新たな人材を迎えている。アカデミズムと実務の融合のもとに、密接に連携して法学教育を行う。

無理なく基礎力を高め応用力まで身につくカリキュラムと支援制度

授業は原則10名前後という徹底した少人数・双方向型教育できめ細かな学修指導を実践。未修者でも法律学の基礎から応用まで無理なく学ぶことが可能だ。法曹の核心ともいえる紛争解決能力を培う実務教育を重視しており、併設の法律相談室で一般の相談者と修了生弁護士との法律相談立会い、実務を体験する「エクスターンシップ」科目などにより、在学中に実務家スキルの修得も可能。その他、入学前からのサポートプログラム、専任教員がクラス担任・副担任を務めての学修相談、専任・兼任・兼担教員によるオフィスアワー、修了生弁護士主催の課外自主ゼミなど、司法試験合格に向けて入学前から修了後まで万全のサポート体制が用意されている。

授業科目一覧

憲法/行政法/憲法演習/行政法演習/公法演習/憲法判例演習/憲法基礎演習/基礎ゼミ/民法/民事基礎演習/民法演習/商法/商法演習/民事訴訟法/民事訴訟法演習/民事法演習/民法判例演習/民事訴訟法判例演習/刑法/刑事基礎演習/刑事訴訟法/刑法演習/刑事訴訟法演習/刑事法演習/刑法判例演習/刑事訴訟法判例演習/民事訴訟実務の基礎/刑事訴訟実務の基礎/法曹倫理/ローヤリング（面接交渉）/クリニック/エクスターンシップ/英文契約文書作成/法情報調査/法律文書作成/刑事事実認定の基礎/要件事実演習/英米法/法哲学/ドイツ法/法と経済学/法制史/立法学/行政学/アメリカ政治論/政治理論/現代的契約関係法/債権回収法/現代家族の法と手続　等

在籍者内訳

１年18名
２年39名
３年30名
合計87名

(2024年4月1日現在)